DICは27日、保有・運営するDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)の運営を見直すと発表した。東京に移転するか運営を中止するかを検討する。年内に結論を出し、2025年1月下旬に休館する。資産効率の観点から運営方法の見直しが必要だと判断した。DICは美術館の土地と建物と、所蔵する754点の美術作品のうちクロード・モネの「睡蓮」やパブロ・ピカソなど384点を保有している。保有する全作品の資産価値は、
DIC川村記念美術館が休館へ。美術館運営の位置づけを再検討DIC川村記念美術館を運営するDIC株式会社が、美術館運営の位置づけを再検討。2025年1月下旬からの休館を決定した。 DIC川村記念美術館 DIC株式会社(以下、DIC)が運営する千葉・佐倉市のDIC川村記念美術館が、2025年1月下旬から休館することを決定した。 DICは同館とコレクションを保有資産という観点から見た場合、資本効率という側面においては必ずしも有効活用されていないと評価。資本効率の改善を経営課題として掲げる同社としては、社会的価値と経済的価値の両面から、美術館運営の位置づけを再検討すべき時期にあると結論づけ、外部の視点から同社取締役会への助言を得るための「価値共創委員会」を設立したうえで議論してきた。その結果をまとめた委員会から同社取締役会への助言内容が、8月9日開催の同取社締役会において提出された。 価値共創委員
「世界的アートフェア」の開催地に ある日の午後、活気あるソウルの梨泰院(イテウォン)地区にできたばかりの4階建ての建物に、アート関係者がつめかけていた。ベルリンとパリに拠点を持つ、エスター・シッパー・ギャラリーのソウル支店がオープンしたのだ。 昨今のソウルでは、新しい美術館や海外のギャラリーが次々と開設し、大企業も現代アートに投資する。2022年9月には、英アート専門誌「フリーズ」がソウルでアートフェアを開催して大きな話題になった。120社ほどが出展し、世界中の芸術関係者が集まった。 これまでフリーズ・アートフェアはロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどで開催されてきた。ソウルのギャラリーに勤めるある男性は、「フリーズがアジアでの最初の開催地に、ライバルの日本ではなく、韓国を選んだのを誇りに思う」と語る。ソウル生まれのアート・ディーラー、ジェイソン・ハーム(32)も興奮気味に、「サッカー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く