“静かな退職”が広がりを見せている。仕事への熱意を持たず、必要最低限の業務のみをこなす働き方を差す言葉だが、いまや60%が“静かな退職”を実行中だという。 【映像】「PC打ってる感」「電話は出ない」社会人3年目のえりさん(20代)のサボり方 社会人3年目のえりさん(20代)も、「仕事はできるだけサボった方が勝ち。頑張ったとしても給料は変わらない」との持論を持つ。新入社員の頃から「パソコン打ってる感」を出したり、「作業してます感」をだしたり…。 そんなえりさんは、入社数カ月で休職届を出し、いまも休職中だ。身体の不調は無いが「病院で“適応障害”の診断書をもらって提出し、今は会社に全く行っていないが給料の8割をもらっている。『会社側が原因で病気にさせた』ことになっている。働かないでお金がもらえてラッキーだ」と話す。 えりさんは「会社はクビにできない」と話すが、実際に企業が社員をクビにするのは難し