投稿には、返信内容とともに、この学生と教授のやりとりが録音された音声データも添付されており、教授の一方的な発言が収められていた。 「あなたが女だったら、優先的に採るつもりだよと。それだけだよ」 「最後は決める人(採用者)が権限持ってるわけでさ。四の五の言われる筋合いじゃないのよ」 「機会は与える。結果の平等はないよ」 この投稿内容を把握した帝京大は22日、この教授のゼミの学生募集を中止したと発表し「教員の立場を利用した学生へのハラスメント行為(アカデミックハラスメント)や差別的行為を許容しておらず、決して許されるべきものではない」とのメッセージを発信。24日には、内部調査委員会を発足したと発表した。 弱い立場の人に「抗う力」与えたSNS 関連記事 「女子は基本採用」ゼミ学生募集で不適切対応か 帝京大が調査委を発足 帝京大は11月24日、男性教授による学生への不適切な対応がSNSに投稿された