イスラエル軍は、昨年10月から続くガザにおけるハマスとの戦争で、人工知能(AI)プログラムを使って攻撃目標を特定し、攻撃していると報じられ、強い非難を浴びている。 イスラエルのニュースサイト、+972 MagazineおよびLocal Callに掲載されたこの報道では、イスラエル軍がLavender(ラベンダー)と呼ばれるプログラムを使って、ハマスとのつながりが疑われる最大3万7000人のパレスチナ人とその住居を、ほとんど人的な監視を経ずに軍事標的として特定したとしている。 グテーレス国連事務総長は米国時間4月5日、イスラエルがAIを使って人口密集地の住宅地の標的を特定しているという報道を「深く憂慮している」と述べ、「生と死の決断をアルゴリズムに委ねるべきではない」と付け加えた。 米国防総省のジョン・カービー報道官は4日のCNNの取材に対し、米国はこの報道を独自に検証していないが、政府関係