負荷テスト(または性能テスト)は、システムを作り上げる上で重要な要素を持つテストになります。 しかしながら、システムを構築する段階ではあまりこの負荷や、サーバー(またはその上でのアプリケーションやミドルウェア)の性能というものは気にしません。 開発メンバーはせいぜい数十人といったレベルが多く、システムの開発段階ではそれだけの人のアクセスがないため、実際の利用状況とはかなり異なった環境で「動いたからOK」という感じで流してしまいがちです。 ただ、こういうことを気にせずにシステムをリリースしてみたら、一定のデータ量に達したらアプリケーションが動かなくなったり、サーバーが応答しなくなったなんて事があったりします。 そういうことがないためにも、リリース後の負荷を想定したテストや、システム全体の性能を予めテストしておく必要があります。 負荷テスト用のツールで市販されているものは、確かにきめ細かい結果
前回、「負荷テストあれこれ-Microsoft Web Application Stress Tool- 」で、簡易的に行える負荷ツールについて書きましたが、もう少し複雑なシナリオで負荷テストができるJMeterというツールについても書いてみたいと思います。 JMeterは、MS Web Application Stress Toolに比べ負荷ツールとしては多機能ですがその分、使い方はMS Web Application Stress Toolより複雑になっています。 負荷テストの対象や用途に応じて使いわけを行った方がスムーズに行えると思います。 ・ Webアプリ以外のテストにも利用可能 FTPやSOAP、LDAP、JDBCリクエストのテストも可能。 参考: JmeterでDB負荷テストをやってみよう! ・ SSL通信下でもテスト可 JDK1.4以上の環境であればそのまま利用できますが、そ
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