米大学の研究チームが悪路でも走行可能なロボットを開発した。このロボットは、草の生い茂る野原や起伏の激しい砂利道をものともせずに走っていく。しかし走る姿は決して美しいものではなく、まるで巨大ゴキブリのように見えてしまうのだ。 このロボットは「Edubot」と名付けられている。米ペンシルバニア大学の電気システムエンジニアリング学部のチームが開発を進めているものだ。このチームは過去にこのロボットの前進となる「RHex」を開発しており、改良を重ねて現在のモデルに到達した。 Edubotの大きな特長は走行方法。6本の脚はカーボンファイバーで作られており、この脚が回転することによって、しなやかな走りを実現している。しかも跳ねるように走るので、悪路に脚を捕らえるということがない。 この走行技術は、今後さまざまなロボット開発の分野で応用されるものと期待されている。大変優れた技術を搭載しているのはわかるのだ