ブックマーク / newsphere.jp (4)

  • “宇宙ゴミを焼き尽くす” H2Aロケット打ち上げ成功で、世界が新衛星の働きに期待

    日米が共同開発した全球降水観測(GPM)衛星を載せたH-2Aロケット23号機が、日時間28日午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。GPM衛星は約15分後に衛星軌道に乗り、打ち上げは成功した。 日メディアが「ロケットの打ち上げ成功」に軸足を置いた報道に傾く中、海外メディアも関連記事を掲載。GPM衛星が行う降水観測など、打ち上げられた衛星の働きに期待を寄せる報道が目立っている。 【日米の装置が衛星から地球の降雨・降雪を観測】 GPM衛星は、米航空宇宙局(NASA)のゴダード宇宙センターで設計・製造された。日の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した高性能レーダー(DPR)と、NASAが開発したマイクロ波撮像装置(GMI)を搭載し、既に打ち上げられている各国の気象衛星と連携して全地球的な降雨・降雪の観測を行う。 JAXAのDPRは、地球全体をスキャンし、降雨・降

  • 日本の人口減少は“良いニュース”? 海外メディアが分析するメリットとは

    厚生労働省によると、2013年、日の人口は24万4千人減少し、過去最多を更新した。人口減少は7年連続となった。海外メディアは、東アジア諸国が近い将来、日と同じ問題に直面することになるだろうと予想している。 【日人は少子化推し進めてきた?】 ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、2013年、日では31秒に1人が生まれ、25秒に1人死亡した計算になるという。英ニュー・サイエンティスト誌は、世界で最も高齢化が進んでいる日の国民平均年齢は46歳、平均寿命は84歳で、既に人口の4分の1が65歳以上だと紹介。出生率は、女性1人に子ども1.4人の割合で、4人に1人は出産していないことになる。 同誌はまた、アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)の人口統計学者の、「勤勉な日人は、自ら大規模な少子化推し進めてきた」という分析を紹介。日は今後50年間で、さらに人口の3分の1

    日本の人口減少は“良いニュース”? 海外メディアが分析するメリットとは
  • 日本初のメルトダウン再現実験実施へ 海外紙も注目

    原子力研究開発機構は9日、メルトダウン(炉心溶融)の制御実験計画を発表した。2011年、東京電力福島第一原子力発電所で発生したような事故への対処法を調査する目的。実験は、茨城県東海村にある原子炉安全性研究炉で、新年度から行われるとAP通信が報じた。 【メルトダウン制御実験とは?】 各紙報道によると、実験の概要は以下のとおり。研究炉の中心部にステンレス製のカプセル(長さ1.2m)を入れ、燃料棒(同30cm)1を水に触れないようにして収める。カプセルの周囲の核燃料から飛んでくる中性子によって、ミニ燃料棒の中のウランも核分裂し、2000度以上の高温になって溶ける。 同様のプロジェクトは、原子力大国であるフランスやアメリカなどで実施されたことはあるが、日が実施するのは初めてである。報道では、2011年、福島第一原発がメルトダウンと爆発を起こし、放射性物質を広大な農地にまき散らし、人が住めな

    日本初のメルトダウン再現実験実施へ 海外紙も注目
  • 日本、中国、韓国…なぜ相次ぎNSC設置 海外メディアが見る3つの理由

    2013年後半は、安倍政権のナショナリスト路線明確化が多く報じられた。12月には新防衛大綱が閣議決定されたほか、首相直属の日版NSC(国家安全保障会議)が発足し、外交・安全保障上の意思決定が首相周辺に集約された。有事への意識を強めているともいえるこうした動きについて、海外識者らが論じている。 【アジア中でNSCがもてはやされる理由】 フィナンシャル・タイムズ紙(カート・キャンベル元米国務次官補寄稿)は、日だけではなく中国も常任委員会の中心に同様の組織を設立したばかりであり、他に韓国・オーストラリアなど地域各国も、やはり小型のNSC的組織を備えていると指摘した。こうした傾向は決定的であり、おそらく、それによってアジアの「緊張は増すが処理容量はもっと増える」だろうという。 NSCが流行っている理由は3つあるとのことだ。一つはアジアの安全保障環境が急激に変化するようになり、「意思決定に何日も

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