イギリスの古典恋愛小説「高慢と偏見」にゾンビを悪魔合体させたマッシュアップ小説「高慢と偏見とゾンビ」の映画化。何だよマッシュアップ小説って。 どうにも世の中にはゾンビ作品が好きで好きで仕方のない人というのが多いようで、モノクロ映画の昔から数少ない名作と大量の駄作が綿々と制作され続けています。 その数少ない名作をものにするためにはいかにすべきか。原作者のセス・グレアム=スミスはあまりにも斬新な結論にたどり着いてしまいました。 「名作小説にゾンビを足したら名作ゾンビ小説になるんじゃね?」 俺知ってるぞ。お前みたいな奴が「空手とブーメランを組み合わせた全く新しい格闘技」とか言い出したりするんだよ。 原作は未読。興味はあったものの、元ネタの恋愛小説を読む気がしなかったからですが、今回映画を観に行くにあたり、ゾンビが出ない方を観ておいたほうがよかろうと思いBBCのドラマ版を買いました。 高慢と偏見