タグ

2012年10月20日のブックマーク (7件)

  • 均衡財政乗数への根拠無き熱狂 - himaginary’s diary

    David AndolfattoがブログでシラーのクリスマスNYT論説「Stimulus, Without More Debt」をそう批判している(原題は「Irrational exuberance over the balanced budget multiplier」*1)。 そのNYT論説でシラーは、財政支出を増やすと同時に同額だけ税金も増やせば、均衡財政乗数効果により、財政赤字を悪化させることなく、その額だけ国民所得を増やすことができる、と主張している。 それに対しAndolfattoは、以下の3点を挙げて、シラーの唐突にも映るオールド・ケインジアン的な提案を批判している*2。 財政支出の用途が適切とは限らない 国民所得のそういった形での増加が必ずしも社会的に望ましいとは限らない 税金の歪み効果が無視されている その上でAndolfattoは、財政支出はやはりプロジェクトごとの費用

    均衡財政乗数への根拠無き熱狂 - himaginary’s diary
  • 経済学における数学の使用、ならびにそれが経済学者のキャリアに与える影響 - himaginary’s diary

    という論文を、Economic Logic、および、MR経由でMostly Economicsが紹介している(原題は「The use of mathematics in economics and its effect on a scholar's academic career」、著者はMiguel Espinosa、Carlos Rondon、Mauricio Romero)。 以下は同論文の要旨。 There has been so much debate on the increasing use of formal mathematical methods in Economics. Although there are some studies tackling these issues, those use either a little amount of papers,

    経済学における数学の使用、ならびにそれが経済学者のキャリアに与える影響 - himaginary’s diary
    nizimeta
    nizimeta 2012/10/20
    “一論文当たりの計量経済学的なアウトプットの数で実証研究者であるかどうかを計測したところ、そのことは学界での成功と負の相関があることも分かった” (何
  • 巨額の予算が水泡に帰した事故対策システム 原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層(その1) | JBpress (ジェイビープレス)

    「ERSS(緊急時対策支援システム)/SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)」などの設計、改良や運用に携わった松野元さんにインタビューした話はすで欄で書いた。その著作『原子力防災』には2006年の時点で福島第一原発事故の可能性や、それが起きた場合の避難の方針がきめ細かく述べられていた。 松野さんに取材した時に「もう1人、同じように原発事故に備えた防災システムの設計に関わった人で、危険を警告していた人がいるので、探して取材するといい」と勧められた。それが永嶋國雄さん(71)だった。『原子力防災』の共著者になるはずだったとも教えられた。 ずっと連絡先を探していたのだが、見つからなかった。それが最近になって偶然フェイスブックで連絡が取れた。面会したい旨を連絡したら、快諾してもらえた。9月に横浜市郊外の住宅街にあるご自宅を訪ね、4時間近く話を聞いた。 その内容は、松野さんの

    巨額の予算が水泡に帰した事故対策システム 原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層(その1) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 備えも訓練も吹き飛ばした判断ミス 原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層(その2) | JBpress (ジェイビープレス)

    原子力防災の元実務技術者である永嶋國雄さん(71)へのインタビューをお届けしている。永嶋さんの名前を教えてくれたのは、『原子力防災』の著者、松野元さんだった。永嶋さんは、松野さん同様、原発事故に備えた防災システムの設計に関わり、危険を警告していた人物で、『原子力防災』の共著者にもなるはずだった。 政府は巨額の予算を投じて、原子力発電所のシビアアクシデントに対する防災システムを構築していた。しかし、3.11ではそうしたシステムがまったく生かされなかった、という話を前回聞いた。今回は、国が実施していた「原子力総合防災訓練」の欠陥や、事故発生後に官邸と現場で積み重なった判断ミスなどについて話を聞いた。 避難範囲を10キロ圏内に抑え込むべきだった東電の責任 ──国は「原子力総合防災訓練」を3年に1回やってるはずなんですよ。2008年には福島第一原発でやってるんです。菅内閣の閣僚だって2010年に浜

    備えも訓練も吹き飛ばした判断ミス 原子力防災技術者が語る福島原発事故の深層(その2) | JBpress (ジェイビープレス)
  • 反ケインズ主義とは何を意味するのか? - himaginary’s diary

    というブログエントリを7/19にジョン・テイラーが書いている。 彼は4/19エコノミスト記事で反ケインズ的と呼ばれたが、当時その記事に対し、代表的なニューケインジアンであるテイラーを反ケインズというのはおかしいではないか、とDavid Altigやクルーグマンが批判を浴びせた。このエントリは、その一件に関する彼なりのまとめである。なぜ3ヶ月経って突然その話を蒸し返したかというと、Russ Robertsのポッドキャストインタビューでその話を持ち出されたのがきっかけとの由。 テイラーはまず、ケインズが経済学で現実社会を描写するに当たって強調したことと、無視したことを挙げている。 強調したこと 価格や賃金の硬直性 無視したこと フォワードルッキングな予想、インセンティブ、成長効果 このうち、前者の価格や賃金の硬直性を取り入れることの必要性については、テイラーは全面的に認めている。 次にテイラー

    反ケインズ主義とは何を意味するのか? - himaginary’s diary
  • 慶應大学講義 応用確率論 第一回 概要、事象と確率分布

    慶應義塾理工学部 応用確率論 2011年度 講師 山直樹 Web http://www.yamamoto.appi.keio.ac.jp/index.html YouTube http://www.youtube.com/watch?v=McoD5JPnYcg

    慶應大学講義 応用確率論 第一回 概要、事象と確率分布
  • コンスタンティン・カラテオドリ - Wikipedia

    コンスタンティン・カラテオドリ コンスタンティン・カラテオドリ(Constantin Carathéodory, ギリシア語: Κωνσταντίνος Καραθεοδωρή, 1873年9月13日 - 1950年2月2日)は、ギリシアの数学者。測度論の研究で知られる。 略歴[編集] 1873年、ドイツのベルリンで生まれ、ベルギーのブリュッセルで育つ。両親はギリシア人。カラテオドリ家は外務大臣などを出したファナリオティスの名家で、父親もベルギーでオスマン帝国の大使館秘書をしていた。 1900年、ベルリン大学に入学するが、ゲッティンゲン大学が気に入り、1902年からはこちらで勉強する。1905年、ヘルマン・ミンコフスキーの指導のもとで学位をとる。 1907年、父親が死去。ボンで無給講師として研究する。1909年、11歳年上の伯母と結婚。 1920年、ギリシア領となったイズミルの大学で職を得

    コンスタンティン・カラテオドリ - Wikipedia