1杯650円、頑固マスターが1年かけたコーヒー 2007年10月04日 長崎市の喫茶店マスター6人が、オリジナルブレンド「おやじのコーヒー」を今月から売り出す。チェーン店に押されて売り上げが落ち込むなか、昨年7月に「長崎喫茶おやじの会」を結成し、頑固な趣味と経験をぶつけ合って1年がかりで完成させた。ここ数年は売り上げのため食事に力を入れてきたが、「この豆でやっとコーヒー屋に戻れる」と誇らしげだ。 オリジナルブレンドの豆選びをする「長崎喫茶おやじの会」のマスターたち=長崎市茂里町で オリジナルコーヒーは、ブルーマウンテンなど4種類を柱にしたブレンド。貴重な豆を使うため、週に6キロしか作れない。「ほかの店では出せない味を」と、島原市でくんだわき水を使い、1杯ずつネルドリップで立てる。 1日からおやじの会のメンバーの店で出す。1杯650円。豆も販売する。味わえるのは、ニューポート(万屋町)、ジャ