バングラデシュのテクナフで、ナフ川を渡って入国するロヒンギャの人々(2017年11月11日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Dibyangshu SARKAR 【3月27日 AFP】バングラデシュ当局は27日、同国の治安部隊がここ3か月足らずでメタンフェタミン(結晶状覚せい剤)900万錠近くを押収したと明らかにした。当局によると、隣国ミャンマーから大量に流入してきたイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)が密輸の急増をもたらしているという。 バングラデシュの若者に需要があり、タイ語で「頭がおかしくなる薬」という意味の「ヤバ」と呼ばれるメタンフェタミンは、当局がミャンマーとの国境を流れるナフ(Naf)川で漁船への強制捜査を増加させたところ、大量に押収された。 国境近くの町テクナフ(Teknaf)では、国境警備隊がメタンフェタミンおよそ516万錠を、沿岸警備隊は今年に入っ