サザコーヒーと木内酒造が路線バスを使った商品輸送を始めた。その背景に貨客混載の規制緩和があり、全国的に貨客混載の事例が誕生している。地方鉄道にもチャンスがありそうだ。国鉄時代の「チッキ便」を、新たな枠組みで再出発させる契機になるかもしれない。 「サザコーヒー」と「木内酒造」が、水戸から東京まで、JRバス関東の路線バスを使った商品輸送を始めた。6月24日から7月31日までの実証事業だ。その背景に国土交通省による貨客混載の規制緩和があり、全国的に貨客混載の事例が誕生している。空気を運ぶよりモノを運ぶほうが良い。その考え方を進めると、地方鉄道にもチャンスがありそうだ。国鉄とともに終わった「チッキ便」を、新たな枠組みで再出発させる契機になるかもしれない。 この実証事業の参加者は「サザコーヒー」「木内酒造」「JR東日本水戸支社」「JRバス関東」「JR東日本物流」「鉄道会館」だ。 荷主の「サザコーヒー
