<北朝鮮の5回目の核実験で、核弾頭がほぼ実践レベルに達したとみられることから、韓国は「韓国型大量反撃報復作戦」という焦土化作戦を真剣に用意し始めた>(写真は、8月24日に北朝鮮が発射した潜水艦発射弾道ミサイルを映すソウルのテレビ) 北朝鮮の5回目の核実験に国際社会の非難が高まるなか、韓国の聯合ニュースは11日、韓国政府が北朝鮮による核兵器の使用兆候をとらえれば、直ちに首都・平壌を壊滅させる作戦があると報じた。 9日の核実験を受けて、韓国国防省は国会で「韓国型大量反撃報復作戦(KMPR)」を明らかにした。作戦の「目的は平壌の一定区域を地図から完全に消し去ること」だと、軍の消息筋が聯合ニュースの取材に語った。 【参考記事】金正恩の「粛清の嵐」はガセネタか? 「北朝鮮が核兵器を使用する兆候を察知すれば、直ちに弾道ミサイルや榴弾砲を発射させ、北朝鮮指導部が潜んでいそうな区域を集中攻撃して平壌を壊滅