自民 原発再稼働を容認「工場の操業できず雇用も失われていく」 自民党の谷垣禎一総裁は1日のNHK番組で、野田政権が近く政治判断する見通しの原発再稼働をめぐって「現状では認めざるを得ない。そうしないと工場などの操業もできず、雇用が失われていくことになりかねない」と容認する考えを表明した。 一方、公明党の山口那津男代表は「安全性確保のために再稼働の基準を作るのが重要だ」と慎重姿勢を示した。 共産党の志位和夫委員長は「論外だ。原発ゼロへの決断が必要だ」と主張。社民党の福島瑞穂党首は「東京電力福島第1原発事故も収束しておらず、再稼働できる状況ではない」と指摘した。 みんなの党の渡辺喜美代表は「再稼働の前に電力自由化などが必要だ」と述べた。