NHKの籾井勝人(もみいかつと)会長は4日の定例記者会見で、2日の自民党総務会でNHK解説委員について「偏った考えを持った人がいる」と発言したことを認め、「解説委員も個人個人。言葉遣いはまずかったが、それぞれ個人的な考え方があるということ。ただし、放送は放送法にのっとって公正公平という精神でやっている」と釈明した。 関係者によると、総務会では一部の議員が、解説委員の個人名を挙げて「解説委員が、無責任な評論家やコメンテーターのような発言をしている」などと指摘。それに対し、NHKの2016年度予算案の説明のため出席していた籾井会長が答弁したという。 この記事は有料記事です。 残り141文字(全文417文字)