とうとう共謀罪法案が成立してしまったわけですが、よほど狂った安倍信者以外は大方批判的なこの法案。これが通ったことまで野党のせいにする論者もいます。 野党の追及の巧拙以前に、まともに答弁しない、資料は隠す、論点をそらすという対応に終始して時間稼ぎしていた与党こそがまず問題なのであって、与党の説明・答弁・対応をろくに批判せずに野党の批判ばかりやってるような連中はそもそも、安倍政権が何をやらかしても狂信的に安倍政権を支持し続ける連中と思うしかありません。 それはさておき。 安倍政権が同じく審議不十分のまま強行採決でごり押しして特定秘密保護法*1を成立させた時にも言及した内容があります。 共謀罪法の始祖・治安維持法 治安維持法違反事件年度別処理人員数 稀代の悪法と呼ばれる治安維持法ですが起訴までされた人数で言うと大して多くはありません。1928年から1943年4月までのほぼ15年間に検挙されたのは
森友疑惑、加計疑惑で炎上中の安倍首相に追い打ちをかける「ポスト加計疑惑」が本格浮上しそうだ。これは一部事情通の間では以前から「公然の秘密」だった。(アクセスジャーナル・メルマガ版) ※本記事は有料メルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2017年6月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。 プロフィール:山岡俊介(やまおか しゅんすけ) 1959年生まれ、愛媛県出身。神奈川大学法学部卒。零細編集プロダクションに2年半在籍し、29歳で独立。91年『週刊大衆』の専属記者を務めながら『噂の真相』『財界展望』などを中心に記事執筆。主な著書に『誰も書かなかったアムウェイ』『アムウェイ商法を告発する』(以上、あっぷる出版社)、『銀バエ実録武富士盗聴事件』(創出版)、『福島第一原発潜入記 高濃度汚染現場と作業員の真実』(双葉社)な
加計学園が今治市に送った補助金の申請書。「96億円出せ」の請求書と言った方が正確か。=今治市議会関係者より入手= 加計学園が今治市に96億円の補助金申請をし、菅良二市長は言われるままに96億円の交付を決定した。それを加計学園に即日通知していた ― 言い逃れできない公文書が見つかった。 「加計学園からの申請日」「今治市役所の起案日と決裁日」「加計学園への通知日」はいずれも今年3月31日となっている。 大学設置認可申請書の締め切り日が3月31日であることから、急いだものと見られる。 安倍首相が国家戦略特区諮問会議で唱えていたという「スピード感を持って」に合わせたのだろうか? ありえないような早さだ。 納税者である今治市民が目をむくのが96億円という金額だ。「今治市が出すのは最大で64億円」。菅市長は議会で何度もダメを押されているのである。 お金はまだ振り込まれていないが、もし振り込まれていたら
2013年5月に安倍首相の河口湖畔の別荘で撮影された写真。首相(左端)と加計孝太郎氏(左から2人目)、萩生田氏(同3人目)が談笑しているように見える=萩生田氏のブログ「永田町見聞録」より 加計学園問題で萩生田光一官房副長官の存在が急浮上する中、1枚の写真が注目を浴びている。缶ビールを片手にくつろいだ表情を見せる安倍晋三首相と萩生田氏。その間にいるのは同学園の加計孝太郎理事長だ。3人はどんな関係なのか。 写真は2013年5月10日に萩生田氏のブログに投稿された。「GW最終日は青空のもと安倍総理とゴルフをご一緒した」「前日は夕方から河口湖の別荘にてBBQ」との説明が添えられている。 毎日新聞の「首相日々」によると首相は5日夕、山梨県内の自身の別荘に入り、萩生田氏も宿泊。6日は萩生田氏らと近くの「富士桜カントリー倶楽部」でゴルフをした。加計氏は記事に出てこないが、写真はこの間に撮られたとみられる
加計学園の獣医学部新設をめぐり、文部科学省は萩生田官房副長官が局長と面会した時の発言を記録したとする新たな文書の存在を認めましたが、個人の備忘録だとして行政文書ではないと主張しました。これに対し、専門家は「省内で複数の職員が共有した文書であり、行政文書であることは法的に疑いがない」と指摘しています。 この文書の性質について、文部科学省は「職員の個人的な備忘録で不正確な内容が含まれている。本来、共有すべきものでない」として行政文書ではないと主張しました。 公文書の管理について定めた法律では、行政文書は「職員が職務上作成し、組織的に用いるため行政機関が保管しているもの」と定義されています。今回見つかった文書は専門教育課の共有フォルダーから見つかり、3つの部署の少なくとも6人の職員にメールで送られ、共有されていたと文部科学省も認めています。 東京のNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由
笑顔とジョークから一転、時折見せる相手を射貫くような眼差しは、16年前に不祥事が渦巻く外務省に乗り込み「伏魔殿」と言い放った外相のころから変わっていなかった(撮影/横関一浩)この記事の写真をすべて見る 加計学園問題で、田中真紀子氏が沈黙を破った。安倍自民党に敗れた民主党政権最後の文部科学相が、安倍晋三首相に「もう限界」と退陣を迫る。 インタビューは6月10日。国会会期末が迫る中、「追及を終わらせちゃいけない」と田中氏から連絡があった。安倍内閣が復活した2012年12月の衆院選で自民候補に敗れ4年半が経ち、いま73歳。父の元首相・角栄氏譲りの声の調子とマシンガントークは健在だった。 「まずピッと来たのは、西山事件に似ているなと。女性問題へのすり替え。でも人間だれも完璧じゃない。これじゃ正論を言う人が出てこなくなる」 西山事件とは、沖縄返還での日米両政府の密約を毎日新聞記者の西山太吉氏が暴き、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く