SANS Internet Storm Centerなど複数が米国時間1月9日、先週末に発生したSQLベースの大規模なウェブ攻撃についての詳細を発表した。SANSによるとこの攻撃は、2007年11月に発生したより規模の小さいSQLインジェクション攻撃によく似ているという。短期間に少なくとも7万サイトが攻撃の被害を受けたことで、これは自動化された攻撃だったという憶測も出ている。 ログファイルから判断すると、攻撃に用いられたコードは、Microsoft SQLやMicrosoft IISを使用しているウェブサイトに存在するさまざまなSQLインジェクション関係の脆弱性を悪用しているようだ。脆弱性のあるサイトでは、SQLデータベースにあるすべての可変文字フィールドや可変テキストフィールドに悪質なJavaScriptが挿入された結果、そのサイトにアクセスしたユーザーのブラウザに脆弱性がある場合には他