世界の支配層が画策する未来は概ね公表されている。それはダボス会議のテーマを通じて知る事ができる。2020年のテーマは、「持続可能な世界」だった。現在、全てはこの方向に向かっている。各国や大企業は環境破壊や資源の使い過ぎを防ぎ、持続可能な世界の実現を目指している。 そのゴールを達成する為、ここ数年、世界的に規制が増えている。移動規制や行動規制により人々の活動量を減らし環境保護に繋げているのだ。さらに遊び場や職場をネット上に移行し自然破壊を防いでいる。新型コロナのパンデミックもこの傾向に拍車をかけている。 無視できないのは少子化だ。世界人口が増え過ぎ、将来、食料不足や石油不足になるのを恐れ、子作りはほどほどにというわけだ。日本では、男性の未婚率が1990年に5%だったのが2020年には約25%になった。 しかし、それは矛盾を孕む。人間社会を持続するには子孫を増やし、リアルな社会を体験する必要が