谷口 けい(たにぐち けい、1972年7月14日 - 2015年12月22日[1])は、日本の女性登山家、アルパインクライマーの第一人者。自身では“世界の山を巡る旅人”と称していた[2][3]。本名、谷口 桂。 概要[編集] 和歌山県和歌山市生まれ。千葉県我孫子市育ち。アルパインクライマー。 小学校時代に冒険家植村直己の著書と出会い、大人になったら植村の消えたデナリに登りに行こうと決めていた。 10代前半はあまり快活ではなかったが、高校3年でアメリカに留学し、活発な性格が開花する[4]。親の資金援助を一切受けず明治大学の二部文学部史学地理学科に入学し、昼は働き夜に講義を受ける学生生活を送る。またサイクルツーリングクラブに所属し、自転車で日本と世界を積極的に旅する。「女性だからできない」と言われるのがとにかく嫌いで、周囲に無理だと言われた片道306kmを走る自転車ロードレース東京‐糸魚川ファ