9月27日、スペイン北東部カタルーニャ州で、州議会選挙の投開票が行われ、出口調査によると、同国からの分離独立を掲げる政党が過半数の議席を獲得するとみられる。写真は自治州のマス首相、バルセロナで撮影(2015年 ロイター/Albert Gea) [バルセロナ 27日 ロイター] - スペイン北東部カタルーニャ自治州で27日、州議会選挙(135議席)の投開票が行われ、公式の暫定開票結果によると、同国からの分離独立を掲げる政党が過半数の議席を獲得した。 97%の票を集計した暫定結果によると、独立賛成派の選挙連合「Junts pel Si(共にイエス)」が62議席を、別の独立賛成派の左派CUPが10議席をそれぞれ獲得する見通し。同選挙連合とCUPの得票率は合わせて47.8%となり、分離独立運動にとって追い風となる。