東京都内で優先して整備すべき鉄道路線として、都は六日、東京メトロ有楽町線(東京8号線)を豊洲駅(江東区)から延伸して半蔵門線住吉駅(同)までつなぐ新規路線など五路線を国に示すと発表した。国土交通省の交通政策審議会が二〇一五年度中に新たな整備路線を答申するのを前に今夏にも提示する。 JR蒲田駅(大田区)と京急線京急蒲田駅(同)をつなぐ新空港線(蒲蒲線)は含まれなかった。整備主体が未定であることや、財源確保が難しいことがネックになったとみられる。 都が発表したのは有楽町線の延伸のほか、多摩都市モノレールの上北台駅(東大和市)からJR八高線の箱根ケ崎駅(瑞穂町)まで延ばす路線▽同モノレールを多摩センター駅(多摩市)からJR横浜線町田駅(町田市)まで延長する路線▽都営大江戸線(東京12号線)を光が丘駅(練馬区)から練馬区大泉学園町まで延ばす路線▽JR田町駅(港区)などから羽田空港(大田区)をつなぐ
東京都は、築地市場(中央区)の移転先として整備を進めている豊洲(とよす)新市場(江東区)を、2016年11月に開場させる方針を固めた。 老朽化などを理由に1980年代から議論されてきた築地市場移転で、新市場の開場時期が明確になるのは初めて。今後、市場関係者らと調整し、正式決定する。 豊洲新市場(40・7ヘクタール)には、水産仲卸売場棟、管理施設棟や水産卸売場棟、青果棟といった建物のほか、民間事業者により、飲食店街や入浴施設を備えた複合施設「千客万来施設」(仮称)が整備される。建物の基礎工事が始まっており、16年3月末までに完成予定。 開場にあたっては、現在、築地市場で営業している卸、仲卸など1000近い業者の引っ越しが必要で、同年5月の大型連休や8月のお盆時期での移転が検討されたが、5月では内部工事が間に合わないことなどが判明。生鮮食品を扱うため、夏場の移転も避けるべきだと判断し、秋
東京・JR新橋駅の西側にある「SL広場」やニュー新橋ビルを含む一帯を再開発し、複数の超高層ビルを建てる計画が動き始めた。地元地権者らがつくる協議会が5日、野村不動産とNTT都市開発を開発業者に選び、2023年ごろの完成を目指す方針を決めた。 【写真】サラリーマンらでにぎわうSL広場。テレビニュースで街の声が拾われる場所としても有名だ=JR新橋駅前 計画されているのは新橋駅に隣接し、南北約400メートルに広がる約3ヘクタールの範囲。約300の飲食店や商店が入るニュー新橋ビルが老朽化したため、周辺の店舗や区の施設も一体で再開発する案が持ち上がった。 現段階の計画では、30階建て前後で120〜130メートルのビルを2棟以上建て、店舗やオフィス、住居にする。近くにある新橋柳通商店会の道幅も11メートルから約2倍の広さに広げる。開発費は1千億円規模とみられる。街頭インタビューの名所になっているS
東京都が昨年末から渋谷―六本木区間で試験運行していた「都バスの深夜運行(24時間営業)」の、予定よりも前倒しした早期打ち切りが決定し、ニュースメディアをそれなりに賑わしております。
黄色い車体に赤でつづった「HATO BUS」のロゴ。東京の名所をめぐるツアーバスを運行する「はとバス」が今、乗りに乗っている。株式会社はとバスの直近決算である2013年6月期(12年度)は、東京都内を観光するツアーバスの利用者が前年比3割増の約91万4000人となり、1992年度以来、20年ぶりに年間90万人を回復した(団体貸し切りも含む)。“バブル期並み”の集客力を取り戻した格好である。 過去20年を振り返ると、厳しい時期もあった。バブル崩壊後、徐々に利用客数は減少。2001年度には約51万7000人とバブル期に比べ、半分近い水準にまで落ち込んでいた。日本経済の低迷がこの間長引いたという要因はあるが、「東京観光の定番」と認識されている自らの地位に「あぐらをかいて、経営努力を怠っていた」と社内関係者は言う。 内外要因がうまくかみ合う そのどん底から10年余り。復活を遂げた背景には、はとバス
遊園地・二子玉川園や多摩川の川遊びの行楽客でにぎわった東京・世田谷の二子玉川駅周辺(通称:ニコタマ)は、11.2ha(ヘクタール)に及ぶ再開発によって大きく変化している。2011年3月に完成した商業施設や分譲マンションなどからなる第1期工事に続いて現在、進行中なのが、2015年夏の完成を目指す第2期工事(II-a街区)だ。地上30階のタワーを含む延べ床面積約15万5000m2(平方メートル)に
東京メトロと携帯電話4社は18日、一部区間を除く東京メトロの全線のトンネル内で21日正午からスマートフォン(高機能携帯電話)を含む携帯電話が利用できるようになると発表した。東京メトロでは地下鉄車内や駅構内での情報化を進めているが、今回はひとつの節目となる。 先週までに東西線、日比谷線、半蔵門線、千代田線の4線では全線で利用できるようになっていたが、銀座線は上野・浅草エリアで、丸ノ内線は新宿周辺で、南北線では市ケ谷以南が遅れていた。いずれも21日までに工事を終える。 残るは有楽町線と副都心線の小竹向原−千川駅間のみ。これは連絡線の設置工事を行っているため工事ができないとしており、平成28年度中まで先送りになるという。 携帯4社はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イーアクセス。そろって東京メトロとともに基地局の整備を進めてきた。会社によっては、電波の種類によっては通信できない
東京都南西部から神奈川県北部を走る東急田園都市線。東京急行電鉄がその中核と位置付けるたまプラーザ駅周辺では、広い街路や緩やかなカーブといった景観が、街のブランド力を高めている。沿線人気に火を付けたこれらの街並みは、実は偶然がもたらしたものだという。駅名や路線名の由来、急行停車を巡る深い事情など、田園都市線の誕生秘話を探った。市境が計画阻む 偶然が生んだブランド横浜市青葉区にあるたまプラーザ駅
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く