自らが創立した米Apple Computer社を追われてから11年。米コンピュータ業界の伝説のひとりスティーブ・ジョブズ氏は、古巣に帰ってきた。電撃的なApple-NeXTの結婚というニュースとともに。そう、今回の買収劇で、もっともクローズアップされたのは、買収によるOS戦略や技術的なポイントなどではなく、「ジョブズ氏の帰還」という事実だった。それだけ、Appleにとってジョブズ氏は特別な存在であるわけだ。 よく知られた話だが、ジョブズ氏は、スティーブ・ウォズニアック氏と一緒にわずかな資本金と自宅ガラージをもとにAppleというコンピュータ業界のトップメーカーのひとつをスタートさせた。そして、それ以来8年間、Appleを追われるまで、この特殊な会社で、進むべき方向を示すビジョナリとして君臨した。彼の強力なビジョンがMacintoshという魅力的なマシンを生み出したのは言うまでもない。 そし
■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ 任天堂 岩田聡社長インタビュー(4) Wiiでは門外不出のノウハウをどんどん出す 新世代のゲームコンソールWiiを発売した任天堂。Wiiでは、任天堂の内部で開発したソフトウェアのノウハウを、積極的に公開することでゲームデベロッパのサポートも充実させる。また、欧米のデベロッパにもアピールし、海外での成功も狙う。任天堂の岩田聡氏(代表取締役社長)に、ソフトウェア開発とそのサポートについて伺った。 ●任天堂のソフトウェアノウハウを社外に提供 【Q】 9月の合同記者会見の際に、私は開発環境について質問をしました。デベロッパ側のハードルを下げるために、任天堂がどのような取り組みをしているのか。それについて、次のように答えていただきました。 【岩田氏(9月)】 当然ながらゲーム開発の敷居を下げることは、私たちも非常に重要と思っています。Wiiでは、開発キットのハ
ターボリナックス株式会社は、Linux環境を持ち運びできるメディアプレーヤー「wizpy(ウイズピー)」を2007年2月に発売する。価格は3万円を切る見込み。 1.71型OLED液晶と4GBのフラッシュメモリを搭載した筐体に、Linuxをプリインストールしたメディアプレーヤー。主な機能として、OGG/MP3/WMA/AACに対応した音楽再生機能や、DivX対応の動画再生機能、FMラジオ、内蔵マイクによる録音機能、静止画/テキストビュワー機能などを備え、多機能志向のメディアプレーヤーとなっている。 また、wizpyを接続してPCを起動することで、内蔵されたLinuxや各種アプリケーションを利用できる。キャッシュやWebブラウザのクッキー、メールデータなどはwizpyに保存されるため、ユーザーはプライバシーやセキュリティの問題を回避できるという。 具体的には、プリインストールされたLinuxを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く