サイト「アマゾン」より 12月21日付本連載記事『 セブン&アイ が アマゾン を超える日 真逆戦略で「不可能」を可能にする異次元的革命』で、アマゾンが小売りバリューチェーンの下流でもオムニチャネル戦略を進めていることを紹介したが、2015年に入り同社はバリューチェーン上流でも新たなガジェット(ITハードウェア)を開発して、オムニチャネルの戦略性を高めている。 商品やサービスを「知る」「調べる」「注文する」「買う」といった小売りバリューチェーンの上流(フロントエンド)においてアマゾンが新たにリリースしたガジェットは、「Dash Button(ダッシュ・ボタン)」「Dash(ダッシュ)」「Echo(エコー)」の3つである。 『アップル、アマゾン、グーグルのイノベーション戦略』(雨宮寛二/エヌティティ出版) ダッシュ・ボタンは、製品ロゴが付いたプラスチック製の製品コントローラーで、装着ボタ