発信や着信の際、通信機器と交換局との間で同期をとる必要がありますが、同期を起動する方式として常時起動と呼毎起動があります。 常時起動は文字通り通信が行われていなくても常に回線が起動している状態、呼毎起動は通信を開始しようとする時「起動信号」を送受信し、回線を起動するという違いがあります。 この選択は接続する通信機器の仕様で決まります。 常時起動と呼毎起動を分ける大きな理由のひとつが、給電方法の違いに起因するものです。 常時起動は常に電力が供給された状態ですが、呼毎起動は通信している時だけ電力を消費します。即ち、呼毎起動の利点は通信していない時に端末やDSUを自動的に低消費電力状態にして、無駄な電力の消費を防ぐことにあります。 いずれにせよ、この規格は機器の仕様に基づくものですのでそれに従って回線の申し込みを行って下さい。 但し、P-MP接続は場合によっては複数台(最大8台)の通信機器がDS