こんにちは、“ばぁば”こと、料理研究家の鈴木登紀子でございます。朝晩は冷え込みが厳しくなってまいりました。先日配信されたお料理教室のリポートはお楽しみいただけたでしょうか。 驚かれる方もいらっしゃるのですが、一般的なお料理教室と違い、私のお教室では生徒さんが包丁を握ることはございません。どちらかと申しますと、視聴者参加のお料理番組の生中継ですわね。カメラもマイクもございませんので、言いたいことを言わせていただいております(笑)。 生徒さんからはよく、「どうしたら、お料理が上手になりますか?」と聞かれます。そのたびに私は「何回も作ることですよ」と答えます。とはいえ、何も考えずに作っていたのでは、いつまで経っても上達はいたしません。おいしいお料理に仕上げるには、材料の選択や味つけ、火加減など、自分で判断して見極めることが大切なのです。