通勤や通学で利用する人も多い「Suica(スイカ)」などの交通系ICカードだが、異変が起きている。熊本県内の一部のバスや鉄道では、年内にも運賃決済での取り扱いをやめるという。交通系IC導入後に離脱するのは全国初の事例とみられる。一体、なぜなのか。他地域に広がりうるか。(曽田晋太郎)
「インチキ」や「けしからんいたずら」から生まれた数々の功績 田中邦裕氏(以下、田中):(スライドを示して)これはGoogleのサーバーですよね。 登大遊氏(以下、登):はい。これはGoogle社が1998年にスタンフォード大学のサーバー部屋の余りスペースに置いて動かし始めたもので、それが左上の写真です。しばらくして、大規模ユーザーがついたんですけど、当時はサン・マイクロシステムズのサーバーをバッと並べるというのが、標準的なプロの方法だったんですよね。 だけど、彼らはお金がなかったので、インチキな486DXのマザーボートをバッと積んで、Linuxを動かしていたんですよね。サーバーを買うお金もたぶんなくて、それで、どれがダウンしても大丈夫なように、Linuxを動かしました。今でいうクラウドのソフトウェアを自分たちで書いたんですね。 Googleは、大量のユーザーのアクセスを超高速にさばく最初の
コンパイラと呼ばれる重要なソフトウェア開発ツールがなければ、コンピューターを制御するために、人間には理解が難しい機械語の世界まで降りていく必要が生じていたことだろう。この功績を称えて、高い権威を誇るチューリング賞の2020年の受賞者に、コンパイラの開発に貢献したAlfred Aho氏とJeffrey Ullman氏が選ばれた。 計算機学会(ACM)は毎年チューリング賞の受賞者を選出し、100万ドル(約1億1080万円)の賞金を授与している。ACMによると、コンパイラ技術の先駆けとなったUllman氏とAho氏の共同研究は、1967年にAT&Tの著名な研究施設であるベル研究所で始まった。 現在、Ullman氏はスタンフォード大学の名誉教授で、コンピューターサイエンス関連のeラーニング企業Gradianceで最高経営責任者(CEO)を務めている。Aho氏はコロンビア大学の名誉教授だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く