トンネル構造も明らかに。 利用者分散による既存路線の混雑緩和も 拡大画像 東京メトロ南北線の9000系電車(画像:写真AC)。 東京都都市整備局が、都市高速鉄道第7号線、いわゆる東京メトロ南北線(品川~白金高輪)の延伸事業に関する資料を公表。その概要が徐々に明らかになってきました。 6月に開催された説明会では、延伸区間およそ2.5kmは「Ω」を描くような線形となることが発表されました。特に品川駅(仮称)側の地上では、2032年度の完成を目指し環状4号が建設中で、地下鉄は用地取得簡素化の観点からも、道路空間を最大限活用するとしています。 掘削方法も公表されました。資料によると、品川駅(仮称)および既設である白金高輪駅側の折り返し設備との接続地点は開削工法を、その中間部はシールド工法をそれぞれ採用します。開削工法で建設される品川駅(仮称)は箱型のトンネルとなり、その幅は約19~22m。ホームの