印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 今回は、「教育IT」シリーズの第3弾としてプログラミング教育について述べていきたい。舞台は、高校の情報科を扱った前回の記事の内容とは異なり、義務教育が行われている小学校の教育現場だ。小中学校では2020年からプログラミング教育が必修になる。特に6~12歳の幼少期は、非常に吸収力が高い。その時期の子供たちに全く新しい試みとして、プログラミング教育をするという。当然ながら、これまでの初等教育ではあまり想定されていないさまざまなことが起こりそうだ。まずは日本の教育史に残るであろう、初等教育でのプログラミングについて取り上げる。 変わりゆく日本の義務教育 義務教育は、その名の通り国民が子供に受けさせなければならない教育であり、同時に全ての国民に