リヤカー本屋、品川駅に出没 どうすれば売れる?(1/2ページ)2011年1月11日15時39分 木村貴則さん(左)と宮脇淳さん=東京・品川、高波淳撮影 JR品川駅周辺に、昼時になると出没する本屋がある。リヤカー1台と店長だけの「リヤカーブックス」。どうしたら本が売れるのかを肌で知りたいと、本を作る側の会社が始めた身軽な本屋だ。 ■編集者が発案 1.3メートルの車体の上にビジネス書が並ぶ。『超訳 ニーチェの言葉』『自分の仕事をつくる』など25冊ほどだ。 「売る本はすべて読んでいて、その人にあった本をおすすめできます」と店長の木村貴則さん(27)。始めて半年、雨の日以外、平日は毎日開ける。ツイッターで居場所をつぶやけば、来てくれる人がいる。出張販売もする。 発案者は、「R25」などの雑誌や本、ウェブの執筆や編集をするプロダクション「ノオト」(東京都港区)の宮脇淳社長(37)だ。 本の販売は19