作品のキャラクターに扮し、ポーズを決める「ロボティクス・ノーツ」のファンたち=26日、鹿児島県中種子町高速船のターミナルには「ロボティクス・ノーツ」のキャラクターのポスターがずらり=鹿児島県西之表市の西之表港 【上遠野郷・羽賀和紀】人気ゲーム「ロボティクス・ノーツ」の舞台は鹿児島・種子島。ここに今、ファンたちが続々と集結中だ。作品は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が制作に全面協力し、ロケット打ち上げが物語の鍵を握る。ファンたちのお目当ては、27日に予定されるH2Aロケット22号機打ち上げだ。地元も島を活性化させるチャンスと、様々なサービスで迎え撃つ。 「うわあ、本当にそのまんまだ」 26日の昼、鹿児島県中種子町の旧種子島空港。関東から訪れたファン5人が、今は使われていない滑走路を駆けた。自作の衣装を着て登場人物になりきり、ポーズを決めて写真を撮り合う。強風も冷たい雨も気にならない様子