2012年12月3日でSMS(ショートメッセージサービス)が最初に送信されてから20年を迎えた。日本では1990年代後半から通信事業者が提供する携帯電話でのメール(i-modeメールなど)の利用が普及していたためSMSを利用する人は少ないので、あまり馴染みがないかもしれない。海外では携帯電話でのコミュニケーションの手段としては現在でも一番多く利用されている。近年のスマートフォンの普及に伴って、SMS以外にも様々なコミュニケーション手段が登場してきた。 20年目を迎えるSMS(ショートメッセージ) 1992年12月3日、英ボーダフォン・グループの通信網を使って携帯電話に送られた「Merry Christmas」というメッセージが最初のSMSである。SMS自体は1984年にフィンランド人のマッティ・マッコネンが、GSM携帯電話のサービスとして発案していた。 現在ではどのような携帯電話機でもSM