学部・大学院 本学のルーツは幕末に生まれた英学塾。以来160年の時を重ね、日本のグローバル化を支える先駆的教育を行ってきました。そして現在、グローバル教育をベースとした学びは、7学部17学科にまで広がっています。 MORE
David A. Pickett / 青木靖 訳 2006年5月17日 水曜 ある人がブログで自分の受けたプログラマの面接の話をしていて、ファイルコピー関数を書くように言われたことに不満を述べていた。腹を立てるのもわかるが、私がその人の立場にいたら、それを素晴らしい娯楽の機会と捉えたと思う。 Q. 「コピー」というのはどういう意味ですか? A. それは…ファイルの中身を新しいファイルにコピーするということです。 Q. タイムスタンプはどうすればいいでしょう? A. それはコピーしなくともいいです。 Q. 新しいファイルは名前も同じにする必要がありますか? A. いいえ。 Q. 同じ名前でもかまいませんか? A. えーと…だめです。 Q. スプーフィングを気にかける必要はありますか? それにトルコ語のIは? A. それは考えなくていいです。 Q. 同じ場所に作る必要がありますか? 同じ場所な
いくつの人生を生きられるのか (TED Talks) Sarah Kay / 青木靖 訳 2011年5月 私はお月様を見ている お月様は私を見ている お月様は私の見てない誰かを見ている 神様はお月様を祝福する 神様は私を祝福する 神様は私の見てない誰かを祝福する 私が先に天国に行ったら あなたを引っ張り込む穴をあけるから 星の1つひとつに あなたの名前を書くわ そしたら世界は そんなに遠く感じなくなる 宇宙飛行士は 今日は仕事に行かないだろう 病欠すると電話していたから 携帯もパソコンもポケベルも目覚ましも切って 彼のソファでは黄色い太った猫が眠っている 雨粒が窓を流れ キッチンには コーヒーの気配すらしない みんな取り乱している 15階のエンジニアは粒子加速器を使うのをやめ 反重力室が漏っている ゴミを出すことだけが仕事の そばかす眼鏡の男の子でさえ 不安になって ゴミ袋を取り落とし バ
仕事する意義 (TED Talks) Dan Ariely / 青木靖 訳 2012年11月 今朝の講演を見ていて、自分は何ができるだろうと思いました。ポールはシャツを脱ぎましたが私にはできません。でもあれだったら・・・やめときましょう。今日は仕事とモチベーションの話をします。仕事をする人を私たちは迷路の中のネズミのように見ています。みんな仕事が嫌いで、本当はビーチでモヒートでも飲んでいたいところだけど、お金のために仕事をしていて、それもビーチでモヒートを飲めるようにするためなのだと。でも本当にそうなのか? 山登りみたいなものもあります。山登りというのは大変なものです。登山について書かれた本を読むと、そこには高揚感や喜びが満ちているのでしょうか? いいえ、そこに描かれているのは惨めさや痛みや凍傷です。そんな体験をして帰ってきたら、「とんだ間違いだった。もう2度とやらないぞ」と思いそうなもの
視覚障害者が運転できる車を作る (TED Talks) Dennis Hong / 青木靖 訳 2011年3月 車の運転ができるのは目の見える人だけだと多くの人は思っています。視覚障害者が自分で車を安全に運転するなど、これまで不可能だと考えられていました。私はデニス・ホンです。視覚障害者のための車を開発することで、目が不自由な人に自由をもたらしたいと思っています。 この話に入る前に、私がした別のプロジェクトについて少しお話しします。DARPAアーバンチャレンジです。これは自動運転ロボットカーを作ろうという試みです。ボタンひとつで、人が何もしなくとも車が自律的に目的地までたどり着きます。2007年にこの競技会で私たちのチームは3位に入り、50万ドル手にしました。それと同じ頃、全米視覚障害者連合(NFB)によって「視覚障害者が安全に運転できる車は作れるか?」という課題が研究コミュニティに投げか
ゲームで築くより良い世界 (TED Talks) Jane McGonigal / 青木靖 訳 私はジェーン・マゴニガル。ゲームデザイナーです。オンラインゲームを作って10年になります。次の10年の私の目標は、現実において世界を救うことを、オンラインゲームの中で世界を救うのと同じくらい簡単にするということです。そのためのプランはありますが、それには、より大きくより良いゲームでもっと遊ぶよう、あなた方を含め、多くの人を説得する必要があります。 週30億時間のゲームプレイ 現在私たちはオンラインゲームに週30億時間費やしています。「そんなに多くの時間をゲームに費やしているのか」と思われる方もいるかもしれません。確かに多いと言えるでしょう。現実に解決すべき切迫した問題の多さを考えれば。しかし私が行ったインスティテュート・フォー・ザ・フューチャーでの研究によると、実際は逆なのです。世界の危急な問題
変? それとも違うだけ? (TED Talks) Derek Sivers / 青木靖 訳 2009年11月 アメリカで道に立っていたとしましょう。そこへ日本人がやってきて質問をします。 「すいません。この区画は何という名前ですか?」 「何? ああ、こっちがオーク通りで、あっちがエルム通り。これが26番で、向こうが27番通りです」 「それで、この区画の名前は?」 「区画に名前なんてないですよ。名前は道についていて、道の間にある名前のない部分が区画です」 彼は頭を混乱させ、がっかりしながら歩き去るでしょう。 今度は逆に日本のどこかの道に立っていて、誰か近くにいる人に聞いたとしましょう。 「すいません。この道は何という名前でしょう?」 「はい、向こうが17番地で、こっちが16番地です」 「じゃなくて、この道の名前を知りたいんですが?」 「道の名前なんてありませんよ。名前は区画についています
親切に支えられたWeb (TED Talks) Jonathan Zittrain / 青木靖 訳 2009年7月 私はジョナサン・ジットレインです。最近の仕事で私はずっと悲観的だったので、今朝は楽観的になろうと試みたい。そして将来のインターネットに希望が持てる理由を、現在の状況から説明したいと思います。 現在は昔よりも希望が少なくなっているように見えます。みんな親切でなくなり、人を信じなくなっています。例として、ちょっとテストをしてみましょう。今までにヒッチハイクをしたことのある人はどれくらいいますか? たくさんいますね。ではこの10 年間にヒッチハイクをしたという人は? そうでしょう。何が変わったのでしょうか? 公共交通機関が良くなったからではないですよね? 1つの見方は、世の中が下り坂にあり、悪い方向に向かっているというものです。しかし私は3 つの例を通して、トレンドラインが
今度から美に生きることにしました。(笑) みんな言ったものです。ノーマンはいいけど、彼の言う通りにやると使いやすくてみっともないものができる。そんなつもりはなかったんですけどね……。これ素敵でしょう? セッティングをしてくれてありがとう。純粋に素晴らしい。これが何なのか、何の役に立つのかわかりませんが、ただ欲しいと感じます。それが私の新しいあり方です。美や、魅力や、感情とは何かを理解すること、それが新しい私です。ものを素敵で楽しくするというのが、私の新しいテーマです。 これはアレッシィが出しているフィリップ・スタルクがデザインしたレモン搾りです。すごく楽しい。私の家にもあります。玄関のところにですけど。レモンを搾るのには使いません。(笑) 私が買ったのは金色のスペシャルエディションなんですが、小さな注意書きが入っていました。「レモンを絞るのには使わないでください。金メッキが酸で痛みます
思考の余剰が世界を変える (TED Talks) Clay Shirky / 青木靖 訳 2010年6月 話は2007年12月のケニアに始まります。疑惑のある大統領選挙が行われ、選挙の直後に部族間で暴力事件が起きました。ナイロビの弁護士であるオリ・オコーラが…TEDTalkでみなさんご存じと思いますが…自分のサイトKenyan Punditでそのことをブログに書き始めました。選挙と暴力事件があってほどなく、政府は突如強い報道管制を敷きました。そのため事件がどこで起きているのか知りたい人々にとって、メディアの中でのブログの位置づけは、単なる論評から中心的なものへと変わったのです。オコーラは読者にもっと情報を寄せてくれるようにと呼びかけました。そしてコメントがなだれ込み始めました。オコーラは情報を整理しブログに投稿しました。しかしすぐに愚痴をこぼすことになりました。「あまりにも多すぎる。一
Kathy Sierra / 青木靖 訳 2006年12月30日 あなたが誰かのことを知りたいと思っていて、5つだけ質問できると想像してみよう。そしたらどんなことを聞く? 一番知りたいことは何? 当然コンテキストにもよるだろう——その人がデートの相手なのか、採用面接を受けに来た人なのか、顧客なのか、娘のデートの相手なのかに応じて、聞くことは違うだろう。だけど 本当のところ、私たちはユーザにデートの相手とは別なことを聞くべきなのだろうか? あなたが受けたアンケートを思い出してみて。カンファレンスの登録や、雑誌とかオンラインニュースサイトの申し込みをするときには、たぶんこんな質問をされているだろう: 1) 職業は? [業種と役職を選択してください] 2) あなたの予算はどれくらいですか? 3) 購入予定のものはありますか [分野を限らず、いつごろかを合わせてお答えください] 4) あなたは購入
Paul Graham / 青木靖 訳 2012年4月 ブロニー・ウェアという緩和ケアの看護師が、人が死の間際によく後悔することのリストを作っている。なるほどと思えるものだ。5つの間違いのうち少なくとも4つを私自身犯していた——というか犯しているのがわかる。 人が死の間際に後悔すること 1. 他の人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気が欲しかった。 2. あんなに仕事ばかりするんじゃなかった。 3. 自分の感情を表す勇気を持てばよかった。 4. 友達と連絡を絶やさずにいればよかった。 5. もっと自分を幸せにしてあげればよかった。 これらの間違いを1つのアドバイスにまとめるとしたら、それはたぶん「歯車になるな」ということだろう。この5つの後悔は、状況に合わせて自分を押し込め、止まる時まで律儀に回り続ける脱工業化社会の人間の姿をよく描き出している。 気掛かりなのは、これらの後悔
以下の文章は、Edward W. Felten による A Land Without Music の日本語訳である。 最近匿名の情報源から聞いた話をしよう。情報源の身元と話の詳細の一部から判断するに、私はこの話が本当のことだと思う。情報源をまもるため、以下一部詳細は省いている。 大規模なマルチプレイヤー型バーチャルワールドを運営するある有名企業が、そのバーチャルワールドに新しいスペースを追加することを検討していた。そのスペースの性質上、キャラクターはおそらく音楽を作ろうとする。そこでプログラマは仮想の楽器一式、そしてプレイヤーが独自の楽器を作る道具を作成した。計画では、現実世界で人々が音楽を作るのと同じ理屈でプレイヤーが仮想の楽器を手に入れ、音楽を作るというものだった。 しかし、経営陣は弁護士から受けたアドバイスに従い、そのアイデアを拒絶した。著作権侵害のおそれがあるというのがその理由だっ
「ソーシャル・ネットワーク(ネットワーキング)・サイト」という用語 著者: danah boyd 日本語訳: yomoyomo 以下の文章は、danah boyd による The Term "Social Network(ing) Sites" の日本語訳である。 私が Friendster の調査を始めた当初、これらのサイトの名称について社会学者の間で多くの議論があった。はじめプレスは、これらのサイトを説明するのに「ソーシャル・ネットワーク(社会的ネットワーク、social networks)」という用語を使っていた。これに憤慨した社会学者は、ああしたサイトは実際には社会的ネットワークではないと延々と文句をつけることとなった。MySpace の人気が爆発すると、メディアは今度は「ソーシャル・ネットワーキング・サイト(social networking sites)」という新しい用語を使う
以下の文章は、Tim Berners-Lee による Neutrality of the Net の日本語訳である。 ネット中立性は国際的な問題である。一部の国では、他の国よりもそれが良い状態に処理されている(例えばフランスでは、レイヤーが分離されており、競争の結果、パリに住む同僚は月30ユーロで24Mb/sでネット接続し、無料国際通話付きの電話とデジタルテレビを手に入れている)。アメリカでは、ネットの中立性という概念が脅かされており、何をすべきか広範に議論されている。だからこそ、私はこの問題について何度も書き、講演しているにも関わらず、この問題について今ブログを書くのだ。 27年前、インターネットの発明者達[1]は、シンプルで大まかなアーキテクチャ[2]を設計した。どんなコンピュータも他のコンピュータにパケットを送ることができた。ネットワークがパケットの中身を覗き込むことはなかった。それ
第37信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 二人の偉大な日本人芸術家が、ともに三月のうちに亡くなったというのは、僕にとっても思うところの多い出来事でした。三日に大江健三郎氏が亡くなったと報道され、その死と業績について思いめぐらしているうちに、坂本龍一氏が二十八日に亡くなったと、四月に入って報じられました。 有名人の、報道によって知らされる死というのは、いつもであればある象徴性をともなったマイルストーンのように感じられるばかりで、その肉体的な死には思い至らないものですが、三月の大きな二つの死は、僕にはけっこうな生々しさをもって迫ってきたのでもありました。というのも、僕は二月に母の臨終に立ち会ったばかりなのです。母の年齢は大江氏に近く、死因は坂本氏のそれと同種のものでした。 無論、だからといって僕に彼らの死が「判る」などとは毛頭思いません。それらの死を同列に扱うような非礼もするつもりはありま
未来を展望すると、来るべき本に取って代わるものが何であれ、それを「本」とは呼ばないだろうと考えてか、いろんな人が私に、どうして自分たちのグループを「本の未来研究所(The Institute for the Future of the Book)」と名付けたのかよく聞いてくる。 私の答えは一貫して以下のような感じだ:時間と空間を超えて考えを伝えるのに不可欠な仕組みとして、本に取って代わるものが「本」と呼ばれなさそうなのはその通りだが、まだそれにあてはまる言葉がない以上、「対話未来研究所」とか「本の後継者について考える研究所」よりも「本」のほうが有効だ。私は、いつか新たな目的を表現する言葉、あるいは一連の行動を指す言葉が、現実に本に取って代わる有力なメディア形態の意味となる日が来るであろうことを示唆して回答を締めくくっている。 私はいつも、何年後か年十年後にその日がくると考えてきた。だが最近
今日は一年で最も日が短く(注・原文はif:bookに2009年12月に投稿された)、ニューヨークはじきにぬかるみに変わる一面の雪に厚く覆われており、この世界にがっかりしないでいるのは難しい。民主党はヘルスケア改革を法案を通すためと称して骨抜きにし、オバマはコペンハーゲンで何ら意義あることを成し遂げられず、アフガニスタンでの戦争が10年代にも続くことが明らかとなり、銀行屋どもは見たところ何も有益なことをしていないにも関わらず百万ドルのボーナスを手にし、メキシコシティーがニューヨーク州よりも先に同性愛者の結婚を合法化している。 ゼロ年代の終わりとなる12月になり、何が達成されたか、また何が達成されるはずだったかの両方を振り返りたくなる。何かしら実現するはずだったのにと思うと失望は一層深くなるものだ。一年前、オバマがゼロ年代の長いトンネルの終わりを照らす光に思えたように。 今年は、電子書籍が5年
以下の文章は、Joey Tyson による You Are Not the Product の日本語訳である。 「何かにお金を払ってないのなら、あなたはそこの顧客ではない――あなたの方が売り物の商品なのだ」 この格言は、オンラインプライバシーの議論、特に Facebook に関連してよく言われるものである。僕が最初に聞いたのは、ブルース・シュナイアーが2010年のはじめに言ったものだが、その後アンドリュー・ルイスによる Metafilter の投稿がこの特徴的な言い回しのソースとしてよく言及される。歯切れが良い言い回しで、簡潔かつ記憶に残る形で主張を通している。僕でさえ、この数年間で何度も引用しているくらいだ。 でも、それは間違っている。 これは僕が現在 Facebook の社員というだけで言うのではない――実際、この見方に対して僕が懐疑的になったのが、僕がカリフォルニアに移る前なことを
以下の文章は、Bruce Schneier による When to Change Passwords(初出は Dark Reading 2010年11月10日)の日本語訳である。 どれくらいの頻度でパスワードを変えるべきか? 私はそうした質問をよく受けるが、それを言ってくるのは大抵、会社や銀行のパスワードの有効期限ポリシーに悩まされている人たち――ようやく今のパスワードを覚えたと思ったら、新しいパスワードを書き留めなければならないのに気付いている人たちだ。一体どれくらいの頻度だとより安全になるのか、彼らはそれを知りたがっている。 その答えは、パスワードが何に使われるかによる。 パスワードを変えることの欠点は、覚えにくくなることだ。だから人にパスワードを定期的に変えるよう強いれば、彼らは何年も同じパスワードを使える場合よりも覚えやすい――つまり推測しやすい――パスワードを選ぶ可能性が高い。よ
ブルース・シュナイアー『セキュリティはなぜやぶられたのか』(日経BP社) 日経BP社の編集者より献本いただいたのだが、無礼にもまず最初に編集者に対する苦言から始めることで、恩を仇で返させてもらう。 本書の原題は『Beyond Fear: Thinking Sensibly about Security in an Uncertain World』である。それがどうして『セキュリティはなぜやぶられたのか』になるのか。 ブルース・シュナイアーの本では、『暗号の秘密とウソ』のときも拙い邦題をつけたものだと思ったっけ。『暗号技術大全』において暗号技術に関する決定版といえる大著をものにした、現在ではブロガーとしても著名なコンピュータセキュリティー分野の第一人者であるシュナイアーが、暗号技術だけではセキュリティを網羅できないという認識のもとに、コンピュータネットワークのセキュリティ全般に対象を広げたの
Bloggers On Blogging: ブルース・シュナイアー 著者: Rebecca Blood 日本語訳: yomoyomo 以下の文章は、Rebecca Blood による Bloggers On Blogging: Bruce Schneier の日本語訳であり、著者の許可を得て公開するものである。 Bruce Schneier は非常に人気のあるブログである Schneier on Security を2004年10月に始めた。彼は BT Counterpane の CTO であり、八冊の本の著書である。彼の著書にはベストセラーになった『セキュリティはなぜやぶられたのか』、『暗号の機密とウソ』、『暗号技術大全』、そして『Practical Cryptography』がある。 44歳の Bruce は、ロチェスター大学で物理学の学士号、アメリカン大学でコンピュータサイエンスの修
一連の議論を読んでて、暴走するインターネット(by 鈴木謙介)とか動物化するポストモダン(by 東浩紀)とかを思い出した。特に理由はない。でも何となくもじってエントリータイトルにしてみた。異論は認めない。 暴走するインターネット http://www.amazon.co.jp/dp/4872573021 動物化するポストモダン http://www.amazon.co.jp/dp/4061495755 先日、チラっと実名匿名論争で勝間女史の議論を斜め読みしたけど、結構マトモなことを書いていたような気もするが、ネットで「お前が実名じゃないのでは」という野次が出ていたのを知って「戸籍上の名前です」とtwitter上で反論していた。煽られ弱そうな感じもするけど、ぜひ引き続き頑張っていただきたい。 その勝間和代女史が、国家戦略室で「デフレを止めろ」的なことを言ったのを知った池田信夫氏が、嫉妬を爆発
FacebookとGoogle、それぞれのCEOがプライバシーに対する配慮に欠けた発言をしてしまうのは、彼らの恵まれ過ぎた生い立ちのせいかもしれない。 アニル・ダッシュ氏は、わたしにとってシェークスピアのようなブロガーだ。同氏の記事は面白くて有益で、示唆に満ちている。 ダッシュ氏は1990年代からブログをやっており、このインターネット新時代にあって同氏は時代を超越した16世紀の古典小説家のように思えてくる。少し大げさになってしまったが、いずれにせよ、わたしは同氏の「作品」が気に入っている。 わたしが前回、同氏の記事について論評したのはかなり前のことだが、米Facebookと同社のマーク・ザッカーバーグCEOに関する同氏の今日(9月13日)の記事は、ザック(ザッカーバーグ氏)と同社幹部が非常にごう慢になり、人々のプライバシーを軽視しているように思える理由を知りたがっている人には必読だ。 Fa
15,1,8放映 NHKEテレ『岩井俊二のMOVIEラボ』#1「SF編」感想こんな番組が始まるとは全く知らず、前日にHDDレコーダーの番組表で偶然発見。予約録画することが出来ました。 「この番組は映画監督・岩井俊二を主宰に迎え、古今東西の映画の魅力を 様々な角度からひも解く6回シリーズです」 と tatevision.blog34.fc2.com//blog-entry-625.html '12/12/14,21放映 NHKEテレ佐野元春のザ・ソングライターズ 第4シーズン(Vol.11・Vol.12)「ホピュラー音楽のソングライターこそ、現代の詩人」「ポップソングは時代の表現であり、時代を超えたポエトリー」そんな佐野元春の言葉で始まる「ザ・ソングライターズ」。4thシー tatevision.blog34.fc2.com//blog-entry-482.html
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私にとって、プライバシー問題というのは、一時期、特に、フェイスブックが広がり始めた頃、一部の有識者の間で、 パブリック であることの「必然」化が、吹聴されたことへの違和感から始まっている。 彼らの主張は、人々がフェイスブックを使い、自分のあらゆる「ライフログ」を 公開 する時代を「予告」していたわけである。時代は、フェイスブックだ、と。 彼らの一貫した主張は、「ネットの実名化」論であった。なぜネット上には、人々の罵詈雑言がなくなることがないのか。それは、実名を明かさないで、ネットに書き込みをするからだ、と。自分の実名や住所や務めている会社、通っている学校などの あらゆる個人情報 を「公開」していれば、そういったネット上での罵詈雑言をやらなくなるだろう。ネットは「良い」公共空間になる、というものであった。 そういったことを言っていた人たちに共通する特徴が以下である。 自分が実名でネットを利用
「自由の真の代償」と「自由の真価」 〜 サイバースペース独立宣言を越えて 2008年4月16日
以下の文章は、Bruce Schneier による The Eternal Value of Privacy(初出は Wired News 2006年5月18日)の日本語訳である。 プライバシーを擁護する人たちに対する――ID チェック、カメラ、データベース、データマイニング、その他の影響範囲の大きい監視法案に賛成な人たちによる――もっともよくある反論は以下のものだ:「何も悪いことをしていないなら、どうして隠さなければならないの?」 多少頭の良い人ならこう答える:「僕が何も悪いことをしていないなら、君には僕を監視する理由がないだろう」「政府が何が悪いかを定義するからで、しかも政府はその定義を変え続けるから」「君が僕の情報に何か悪いことをやらかすかもしれないだろ」こうした切り返しの問題は――それらは正しいのだけど――プライバシーは悪いことを隠すためにあるという前提を受け入れていることだ。そう
自分達が20歳になるくらいのころも当時の大人たちには理解してもらえない事が沢山あり、世代間の考え方の違いはいつの時代でも避けようの無いものだろうなと思います。 自分の場合は親の薦めた方向とはまったく違う方向にすすみ何とか20歳から48歳になるところまで生活してこれましたけど自分が能力発揮できる仕事を機械がやってしまう時代が来るかもしれないとか、それ以外の理由でも仕事が出来なくなることで社会から疎外されてしまうプレッシャーは結構なものです(苦笑) 社会的地位が高いとか、身分保証がしっかりしていればそういう心配は少なくてすむのかもしれませんが、会社に勤めて正社員という立場であっても昭和時代のような安定性が大多数の労働者に提供されるのは困難というのは異論ないところではと思います。 こういう不安定な世の中で、当然安定性やキャリア形成のために大学院や資格取得など自分の価値を高める努力は非常に大切だと
BorisのAtsuoが語る海外ライブ事情と、日本のバンド界の課題(前編) 2013.09.28 12:00 Borisは92年から活動を開始し、00年代以降は海外でのライブ活動を精力的に行うようになり、08年には21カ国100本以上の海外公演を行った、その一方で映画『告白』(2010年)への楽曲提供や「銀座ジュエリーマキ(2012年)」のCMソングにも起用されるなど、国内外を縦横無尽に活動するBorisのAtsuo氏(Drums/Vocal)に、海外でのライブの現状及び国内の音楽シーンについて話を聞いた。 ――Borisは海外での活動をメインにしているというイメージがあるのですが、最初に海外公演を行うようになったきっかけはどういったものだったのでしょうか。 Atsuo:一番最初は96年か97年くらいだったかなあ。今でいう「クールジャパン」的なイベントをシアトルでやっている人がいて、そこに
《講演者紹介》 保坂和志(ほさか・かずし) 1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。 90年『プレーンソング』でデビュー。93年、『草の上の朝食』で 野間文芸新人賞、95年、『この人の閾』で芥川賞、『季節の記憶』 で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞。『猫に時間の流れる』 『残響』『もうひとつの季節』『明け方の猫』『小説の自由』 『カンバセイション・ピース』『カフカ式練習帳』『考える練習』 など著作多数。 古市 憲寿(ふるいち・のりとし) 1985年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程在籍。 慶応義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。専攻は社会学。 著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。 大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケ ティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的 に活動する。他の著書に『希望難民ご一行様』
■《1000人に3人ひきこもり 15〜39歳 山形県が初調査》(産経ニュース) 社会的支援の必要性が指摘されている15〜39歳に限ると855人で、1千人のうち3人の割合になるという。 ■《ひきこもり「40代以上半数」》(NHK、山形県) 当初、県は、若者の「ひきこもり」が社会問題になったこともあって15歳から39歳までの比較的若い層を想定していましたが、調査の結果、40歳以上が全体の45%と半数近くを占めていたことが分かりました。 同じ調査に関する記事ですが、 産経は40歳以上を無視しており、 NHKでは逆に、40歳以上が半数近くを占めることが強調されています。*1 社会的ひきこもりについては、 「雇用の口があれば解決する」わけではありません。つまり、 (1)継続的就労を難しくさせる、関係性や意識のトラブルを抱えている (2)職歴や技能に基づいた就職活動ができない こうしたいきさつは、高齢
自己表現は人を<癒す>のか? ―― 「大変な社会」を生きるために 『生きていく絵 アートが人を<癒す>とき』著者・荒井裕樹さんインタビュー 情報 #生きていく絵#新刊インタビュー#造形教室 人は自己表現しながら生きている。それでは、人は自己表現しなければ生きていけないのか? 自己表現は人にとってどれだけの意味があるのか。精神科病院・平川病院のなかで営まれている<造形教室>では、「心の病」を抱えたひとびとが、アートを通じた自己表現によって自らを<癒し>、自らを支えている。『生きていく絵』(亜紀書房)は、文学研究者の荒井裕樹氏が<造形教室>への取材を通じて考えた自己表現の意味や可能性を考えまとめた本だ。自己表現は人を〈癒す〉ことができるのか、そして社会にとってどんな意味があるのか、お話を伺った(聞き手・構成/金子昂) ―― 最初に、『生きていく絵』はどんな本なのかお話ください。 簡単に説明する
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1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。 [読了時間: 2分] TechWave編集長のmaskinこと増田真樹です。 ゼロリソース&一人編集部の新体制に切り代わった2013年1月15日からはや数ヶ月。まだまだステルス状態が続きますが、 ここで新TechWave構想に深くかかわる、ある人とのエピソ
『愛のむきだし』『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』など、立て続けに観る者の心を奪うような問題作を発表し、日本の映画界で異彩を放っている監督・園子温。その魅力にとりつかれたタレントの水道橋博士は、映画作品を観まくるだけでなく、監督本人と親交を深め、ついにはお笑いライブでコンビまで組んでしまった。さらには監督の衣服を借りて、浅草公会堂で行われた『第6回したまちコメディー映画祭』に「園似温」として登場。新作の撮影で現地に来られない本人の代わりに舞台挨拶を務めた。ビートたけしに弟子入りし、浅草キッドとしての芸人活動はもちろん、エッセイストやコメンテーターとしても活躍する彼が、そこまで園子温にのめり込むのはなぜなのか。監督の最新作にして映画愛に満ちたコメディー『地獄でなぜ悪い』を踏まえながら、その魅力を水道橋博士=園似温に語ってもらった。 園さんは「日本の映画監督が北野武に敵わないのは、たけしさんは芸人をや
「インターネットはまだまだ移行期。今後もあり得ない失敗が起きるでしょうし、こうしたバカな騒動は2020年になっても2030年になっても起きているでしょう」と語る佐々木俊尚氏 この夏、SNSから拡散し世間を騒がせた“コンビニ冷蔵庫騒動”。その中身は子供っぽい悪ふざけといったものだったが、書類送検されたり店が閉店に追い込まれたり、あるいは個人情報をさらされたりと、その代償は非常に大きなものとなった。 そんななか9月1日、佐々木俊尚さんはツイッターで、袋叩きが度を過ぎてないか?と率直な疑問を呈した。すると「犯罪者を容認するのか」といった批判ツイートが相次ぎ、それらに佐々木さんも応答。彼のツイッターはたちまち大炎上していった。佐々木さんは語る。 *** 「ああいう行為が許されるとは私も言っていません。ポイントはふたつあって、 (1)犯した行為に比べて罰が重すぎる。バイトをクビになってアイス代を弁償
歴史の時間に習った「○○の変」とか「○○の乱」といった言葉。ところでこの「変」とか「乱」って、どう使い分けているか知っていますか? 「これ分かってたら勉強捗ってたなあ」と、それぞれの違いについて書いているツイートが話題になっていました。 ツイートによると、「変」は「成功したクーデター。成功して世の中が変わった、という勝者の視点から」、「乱」は「失敗したクーデター。反乱が起きたものの鎮圧した、というこれも勝者の視点」とのこと。あと、ほかに「○○の役」というのもあり、こちらは「他国や辺境での戦争。他国からの侵略(元寇=弘安の役)でも使われる」だそうです。 気になってQ&Aサイトなどでも調べてみましたが、「変」は「政治的な変革を伴うもの」、「乱」は「天皇家や朝廷、幕府など、時の権力者に対して起こった反乱・内戦」を表わす――というのが一般的なようでした。政治的な変革があったということは、「変」はあ
こんにちは。 お忙しいところ大変申し訳ないのですが、本日は、「SUICAやICOCAで3000円ずつチャージする人がいる」という、深刻な社会問題におつきあいいただきたいと考えておりますので、読みたくないかもしれないですが、ガマンして読んでいただければ幸甚です。 人とお出かけをすると、結構な確率で「あ、チャージしてくるからちょっと待ってて……」という人と出会います。会うたびにチャージするような人もいて、最初は「チョビッとずつチャージするところが可愛いなー、きっとパンを食べるときも小さくちぎって食べたりするんだろうなーチューしたいなー」などと思うものですが、あんまりにも毎回だと、「この人はチャージが趣味なのか?ぼくと話すよりチャージすることの方が楽しいのか?」という疑念が頭をもたげはじめ、チャージ以下である自分の話術にがっくりと肩を落とし、さらに「や、面白いとか面白くないとか、そういうのは客観
あまちゃん、ついに本日9月28日で最終回でした。その記念すべき日に日本青年館で開催された「あまちゃんを語ろう」イベントに参加してきました。 3000円の会費制なのに応募者多数で、青山のNHK教室から急遽 日本青年館に会場変更。300名いたそうです。 訓覇チーフプロデューサーも助太刀して、滅多に人前に出ない塩見三省さんがトークショー。テレビだったら放送事故級にゆっくり喋る塩見さんでした。 勉さんと違って紺とグレーのおしゃれなセーターにチノパン姿の塩見さんでしたが、ちゃんと勉さんのヒゲを保ったままで登場してくださいました。 塩見さん「撮影は一ヶ月半前に終わりましたが、今日のイベントがあるというのがずっと心のなかにあったので、まだ終わってないという緊張感が続いていました」 今日は 最終回にして琥珀一筋だった勉さんの口から「琥珀なんかより」発言が出たことに「今回のはホンもらった時ついていけなかった
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