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ブックマーク / webgenron.com (3)

  • 「ひとと会いたい」は暴力か──道徳律化するウイルス対策|斎藤環 聞き手=吉川浩満

    2020年4月7日に発出された第1回目の緊急事態宣言。5月の末には宣言が解除されたが、コロナ禍下で生まれた「新しい生活様式」にもとづく所作とそれを支える思考は、意識的にも、無意識的にもわたしたちを支配している。 精神科医・批評家の斎藤環氏は、SNSやウェブメディアを通して、COVID-19のパンデミックがもたらすこころと社会の問題について発信を続けてきた。noteに投稿された「コロナ・ピューリタニズムの懸念」をはじめとする一連の記事で斎藤氏は、コロナ禍を通じて変容していくわたしたちの倫理観、行動規範、記憶のあり方に警鐘を鳴らした。 これを受けて、2020年6月1日、ゲンロンカフェで斎藤氏のお話をうかがった。聞き手は吉川浩満氏。コロナによって失われるかもしれない「ひとと会う」ことの臨場性・暴力・欲望。その変化は、わたしたちの命や社会に新しい多様性を生み出すかもしれない。 日のゲンロンαでは

    「ひとと会いたい」は暴力か──道徳律化するウイルス対策|斎藤環 聞き手=吉川浩満
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    nstrkd 2021/02/03
  • 【 #ゲンロン友の声|013 】あなたを好きなひとも必ずいます

    人から嫌われるのが怖いです。嫌われたんじゃないか、と考えるとものすごい落ち込みます。東さんはこういう悩みに対しては、どう対処すればいいと思いますか? お答えいただけると幸いです。(長野県・10代・男性・会員) よい質問をありがとう。10代の方とのことで、悩みはよくわかります。ぼくも悩みました。そう見えないかもしれませんが、ぼくも嫌われるのは嫌いです。しかもかなり嫌いなほうだと思います。ひらたくいえば、自意識過剰で被害妄想の気があります。そんなぼくは、ひとと話したあとは、いつも嫌われたのではないかと落ち込みます。いまでもそうですが、若いころはとくにそうでした。そして嫌われたくないと思うあまりに、一生懸命我慢して、サービスして、道化を演じて、でもそれが逆にやりすぎだとかハラスメントだとか言われてますます落ち込む、あるいは癇癪を起こす、そんなぼくをみんなますます嫌いになる(ような気がする)・・・

    【 #ゲンロン友の声|013 】あなたを好きなひとも必ずいます
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    nstrkd 2020/12/23
  • 観光客の哲学の余白に(23) 無料という病、あるいはシラスと柄谷行人について|東浩紀

    誌の読者にあらためて紹介する必要はないと思うが、「シラス」という配信プラットフォームをつくった。10月19日にオープンし、すでに5000人を超える登録者がいる。ゲンロン完全中継チャンネルの視聴者も、半数以上がニコニコ生放送からシラスに移行している。 ゲンロンに社内エンジニアはいない。だからシラスの制作は開発会社に発注して行われた。けれどもその進行を管理するのはゲンロンだ。つまり言い出しっぺのぼくである。ぼくはこの1年ほど、業務時間の多くを、Slackのうえをすごい勢いで流れていくシステムの説明やら仕様の確認やら優先度の変更やらとの格闘に費やしてきた。ぶじ放送が始まり、胸を撫で下ろしている。 文系の大学院を出て基的にはもの書きとして生きてきたぼくにとって、シラスの開発ははじめての体験の連続だった。IT業界には独特の言い回しが多い。たとえばみなさんは「チケットを出しておいてください」と言わ

    観光客の哲学の余白に(23) 無料という病、あるいはシラスと柄谷行人について|東浩紀
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    nstrkd 2020/12/14
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