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ブックマーク / www.wasteofpops.com (13)

  • 「輸入盤CD」がそろそろ終わりそうなこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    タワーレコードの渋谷店がイベントスペースを大幅拡張したり、新宿店の最上階をアナログ専門フロアにしたりといった動きは、「体験を売る」動きであったりとか、アナログの再評価があったりとかをキャッチアップした結果というのは、当然そうなのですが、そういう方針転換を行う上での前提として「そもそも日に入ってくる輸入盤CDのカタログ数が減少している」という状況がありまして。 2016年頃に、タワレコに行ってもThe Divine ComedyやThe Wedding Presentの新譜が入手できなくて、ということはそもそもCDが日に入ってくるのが相当に遅れているということじゃないか、みたいなことを言っていたのですが、結局待っても店頭には入ってきませんでした。 要するに洋楽はどんどんパッケージのリリース数が減っていて、多少作ってはいてもまとまった数が輸入盤として日まで届くことはないという状況。タワレ

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    nstrkd 2021/03/02
  • 2019年紅白歌合戦のこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    紅白歌合戦見直しました。 正味、「紅白をフェスにする」という前回の方針は凄い勢いでハマり、正味近年では最強の紅白になったわけですが、今回は恐らくもう去年のアレを越えようという方針ではなかったと思います。 少なくとも「2020東京オリンピック」にまつわる演出という「枷」があり、そういうところには持っていけなかったのではないかと。 見た限り、去年のようなすっ飛び方はなく、既存の紅白としての演出の延長線上でどこまでやれるかという感じに見受けました。 正直、ウサイン・ボルトが出てくる文脈などは全体としてもよくわからず、当に「2020東京オリンピック」に引っ張られてしまったな、と。 結果として、演出の部分ではOfficial髭男dismに「ルネッサンス」をやらせ、その後綾瀬はるかに「樋口カッター」やらせたところが多分今回の白眉。 あと、出演者名のテロップの下に変な豆知識入れるの、それはテレビ東京の

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    nstrkd 2020/01/06
  • 今、ストリーミングに楽曲を出さないミュージシャンのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    遂にラルクが11日に、サザン・桑田佳祐他が20日にストリーミング解禁されまして、最後の分水嶺を越えた感がすごくします。 ラルクもサザンも、どう考えても新たに旧譜CD売ろうとするよりストリーミングを公開した方が儲かる曲多いと思うので、正直遅きに失した感があるとも思うのですが。 で、ここまで来ると解禁してないミュージシャンの方が珍しい状況になってきたのではないかと思い、思い付く限り検索してまだストリーミング解禁してないミュージシャンを探ってみたのですが、正味ここまでの実績として「日三大『ストリーミング出さない勢』」がいます。 「アップフロント」「Being」「ジャニーズ」 ハロプロが当にストリーミングに出てこないということは、アイドル界隈ではよく知られているのですが、調べてみたらKANさんも最近の2作以外は出てないし、スターダスト・レビューもアップフロント所属期の音源は出ていない。アップフ

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    nstrkd 2019/12/26
  • 内田万里と佐藤千亜紀のソロアルバムのこと - WASTE OF POPS 80s-90s

    女性ソロ2作品まとめて。 内田万里 / POM-Pi-DOU (Mini Album) 元ふくろうずのVo,Keyでメインコンポーザーだった彼女のソロ初作品。 ふくろうずは、昨年12月24日、普通にライブやった翌日にしれっと解散告知出していなくなるという、美意識はあるんだろうにしても当に一時でもメジャーにいたとは思えない、ビジネスにしないにもほどがある終わり方をしたわけですが、あんまり間を開けずにソロが出てきました。 確かにバンド時代より音の自由度は上がっているけれど、全く違うかと言えば相当に地続き。明るい曲でもどこか陰のある、不思議なポップネスはまったくブレずに健在。解散したのは音楽性の相違と言うよりは、バンドとしての将来の見えなさが主要因じゃないかと思わせる感じです。 問題はこの盤の流通。全国流通なし、配信なし、買えるのは枚方の蔦屋書店かその通販のみ。仕方がないので通販で発注したら、

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    nstrkd 2018/10/12
  • ここ数か月、TSUTAYAの閉店っぷりがジェノサイド状態です

    ここ数か月、TSUTAYAの閉店っぷりがジェノサイド状態です。 以下、確認できた限りの7-9月のレンタル・複合書店・新古書店/CD店の閉店状況。 2017/07/02 TSUTAYAすみや 袋井店 2017/07/02 GEO 札幌ディノス店 2017/07/02 ヴィレッジヴァンガード ゆめタウン大竹店 2017/07/02 ブックマーケット 尾西店 2017/07/02 ブックマーケット 東浦店 2017/07/02 ブックマーケット 北岡崎店 2017/07/09 TSUTAYA 天童バイパス店 2017/07/09 BOOKOFF 町田金森店 2017/07/09 メディアステーションポパイ 飯能店 2017/07/09 メディアステーションポパイ ライベックス川崎店 2017/07/09 ヴィレッジヴァンガード 高松アッシュ店 2017/07/14 TSUTAYA 東大竹店 20

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    nstrkd 2017/08/17
  • ■ - WASTE OF POPS 80s-90s

    VIVA LA ROCKの感想、今日は全体を通して。 今回すごく気になったのはフロア側、ミュージシャン側それぞれの「分化」と呼んでいいような状況。 フロア側では去年随分目立っていた「一旦フロアを丸く開けてから曲がブレイクしたタイミングでその輪の中に走り込んでいくやつ」の発生頻度がやや下がりました。「踊らせる」タイプのバンドでは健在ですが、ただそれが多少でも減った分「別にバンド側がやらせているわけでもないのにみんなが同じタイミングで同じ振りをする」という、オーディエンスのアクションの定型化がより一層目立つ形になっています。アイドルとかV系のライブで見られる傾向がこっちにも流れ込んでいる感。 昨年感想を書いた後に補足していただいた「ライブのスポーツ化」「体育会系女子中心」という状況がより見えやすくなってきました。 また「踊らせる」のではなく「暴れさせる」バンドの方では「サークルモッシュ(輪にな

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    nstrkd 2015/05/08
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    トーキング・ヘッズ楽曲をラテン系ミュージシャンがカヴァーしたトリビュート盤 カバー曲の更新止めたのは、もうDL限定とか含めてそれこそ湯水のようにカバーアルバム、トリビュートアルバムがリリースされるようになってもうついていけなくなったからなんですが、湯水のようでも時々その中にヤバいのが混じっている。 このアルバムは全曲リンク先のSoundCloudで試聴できるので、とりあえず1曲目「Psycho Killer」だけでも。1:15からの怒涛の展開で自分は3回くらい死にそうになりました。 - 紅白出場者出ましたね。 他にネタがない時には年末までこれで遊ぶことにします。 とりあえず今回の俺のトピック。 1.ジャニーズ6枠化。 2.AKB全4グループ出場。 3.北島事務所枠消滅。 4.ゴールデンボンバーとクリス・ハートまさかの残留。 5.May J. 先日「国民的ヒットが出にくくなっている」云々とい

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    nstrkd 2014/11/29
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    「ハイレゾ音源」の局所的な盛り上がりは、単価の高いハードを売りたいメーカーと大手との差別化を図ろうと必死な配信サイトの鼻息ばかり聞こえてきて、何か萎える。 ーーーーー 15年前に戻って「無罪モラトリアム」の頃の椎名林檎の熱狂的ファンに「彼女は将来サッカーW杯のNHK公式ソングを歌うよ」と耳元で囁いたらすげえ怒られそうな気がする。 当時の彼女は日のJ-POPの1ジャンルとして綿々と続く「メンヘル系」のある意味代表的な立場であったわけですが、日のそれ系の女子シンガーは不器用というか物のソレである場合が多々ありまして概ねうまく転がれずに短期で消えていく中、椎名林檎はそれ以降俺評して「産業戸川純」「偏差値55以上のための浜崎あゆみ」の域に到達、元々の空気をきっちり保ったまんま恐ろしいほどのメジャー感も同時にまとうウルトラC級の傑作「勝訴ストリップ」を生み落とし、それ以降も活躍を続けるわけです

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    nstrkd 2014/06/14
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    今の30代とかが「今のJ-POPは糞、昔の音楽は良かった」と言いますが、彼らが思春期だった頃、90年代のJ-POPはそれはそれで既存の音楽ファンからは「ゴミ」と叩かれていたし、そこで「ゴミ」呼ばわりしていた人が好きな音楽もまたひとつ前の世代からは「意味がわからない」「こんな騒音のどこがいいのか」「電子音には人間の温かみが感じられない」等々、散々に叩かれてきたわけで。もっと以前の「良識派」によるビートルズ等「ロック」批判とかも考えるにつけ、そりゃもう「最近の若者はなっとらん」論レベルのサイクルを延々と繰り返しておりまして。 その状況に「現在のテレビのメイン視聴層は50代以上」という事実を掛け合わせて考えた場合、「紅白歌合戦から演歌をなくすのはおかしい」という結論にたどり着いてしまうのは泣けるほどに自明の理。むしろ増やすべきという意見にしかなりようがない。 ただ、そこらはNHKが迷っている間に

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    nstrkd 2014/06/14
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    VIVA LA ROCKの話の続き。 正直に言えば、もう新しい世代のバンドの音についていくのがしんどいと、ちょっと思ったのですよ。 今回出演したthe telephones、KANA-BOON、キュウソネコカミ、ゲスの極み乙女。、KEYTALKあたりはちょっとアップテンポな楽曲になった時点でBPM170越えしていくわけで。キュウソネコカミなんて曲によっては200越えます。 おっさん世代で速い曲と言えばユニコーンの「大迷惑」やらDragon Ashの「Fantasista」あたりですが、当時「何この滅茶苦茶速いの」と思った、そんなテンポ感をごく当たり前のように標準装備して、アリーナで輪モッシュというか、一旦フロアを丸く開けてから曲がブレイクしたタイミングでその輪の中に走り込んでいくやつに興じる若者が今はどっさりいるんですよ。やってる方も受け手の方も明らかに新世代。 いや、このスピードでそれ無

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    nstrkd 2014/05/10
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    t.A.T.u.が再び解散…関係悪化を理由に でもね。ソチ五輪のプレショーに出演するまでの間、彼女たちはきっとすごくすごく我慢したんだよ。それは以前に比べたらすごい成長だと思うんだ。二人とも頑張ったよ。まあ多分キャンセルしようものなら血を抜かれるレベルの違約金込みの契約だったんだろうなあとか容易に想像できるけど。でも頑張った。きっと頑張った。 - 2/28に首都圏のBOOKOFF同時に閉店しすぎ。 BOOKOFF 喜多見駅前店 BOOKOFF 浮間舟渡駅前店 BOOKOFF 戸越駅前店 BOOKOFF 武蔵野緑町店 BOOKOFF 桜上水駅前店 BOOKOFF 中野野方店 BOOKOFF 木場葛西橋通り店 BOOKOFF 246横浜しらとり台店 FCの会社が潰れるのかと思いきや、全部直営店っぽい。 2013年8月にカウントした時には全国で948店舗あったのが上記が閉店した3/1には857店

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    nstrkd 2014/02/20
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    新星堂の第1四半期は純損益1.55億円の赤字継続 「また今月も赤字だわ…。」、もはやサザエさん家状態。 しかし磯野家は稼ぎ頭が2人もいて、テレビ放映の裏でどんな放蕩生活を送っているやら見当もつきません。 - SPYAIR / 現状ディストラクション 「漢字+英単語カナ」タイトル付けのフォーマットは椎名林檎が一般化させたものですが、彼女が使用していた当時は語感以上に「来並ばないはずのふたつの単語が並んでいる不条理感」がキモだったのに、ONE OK ROCKが使い出したあたりからその不条理感相当薄まり、これに至ってはものすごく普通に並べられる単語の片方を英訳しただけ、完全に語感のみ、という形になりました。 こういうちょっとした表現ですらも時を経て援用され続けているうちにどんどん「わかりやすさ」が勝っていくという、昨今の日のポピュラーミュージックの流れを体現した、そんなタイトル。

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    nstrkd 2013/07/14
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    DVDリッピング違法化/違法DL刑事罰化を盛り込んだ著作権法改正案が衆議院で可決 「デジタルコピーは元音源と同じ音質だからコピー禁止」とか、「デジタル放送は画質が良くなるのでコピーワンス」とか、「デジタル」「高音質」「高画質」を理由にして新たに生まれた様々な制限を概ね胡散臭く思っているわけですが、自分にはその気持ちを決定づけた一つの風景があります。 数年前、関西の方のローカル列車に乗っていた時。土曜のお昼過ぎ、およそどこの田舎でもその時間帯の列車は9割方地元の高校生に占拠されているわけで、その列車も座席は完全に高校生で埋まり、自分はドア際にぼんやり立っていたのですが。 そのときけたたましく鳴り始める音。ガンガンに割れていて最初は何かわからなかったけど、よく聞くとエイベックスのある歌手の新曲。ボックス席を占拠していた女子高生グループのひとりがダウンロードしたのでしょう、ガラケーの小さなスピー

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    nstrkd 2013/06/01
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