放送開始直後から大きな話題になっていたピュアな恋愛ドラマ『おっさんずラブ』が、18年4月期の連続ドラマを表彰する『第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞』で、作品賞と助演男優賞(吉田鋼太郎)を受賞した。おっさん同士の純愛ストーリーで人生初ヒロイン役を演じた吉田鋼太郎と、テレビ朝日で“月9”を作りたかったという恋愛ドラマへの熱い想いを持つ貴島彩理プロデューサーに、話題騒然となった今作の裏側を聞いた。 台本を読んでもどう演じればいいのかわからない(吉田鋼太郎) ――2016年の単発ドラマのときから、ヒロインは吉田鋼太郎さんと心に決めていたそうですね。 貴島彩理尊敬するカッコいい上司でありながら、オトメチックに告白をしてくる……という設定を考えたとき、『刑事7人』の現場でご一緒していた鋼太郎さんの顔がすぐに浮かびました。鋼太郎さんなら、人として素敵であり、かつ可愛らしいヒロインを演じて下さるの