出張の気配が濃厚になってきた おおよそ出張という物は気が重いもので、うきうきしながら出張に出かけたことはほとんどない。とある機能が必要であるが、その需要が一時的にしかないので、呼ばれるわけである。恒久的にその機能をその拠点に置いておく費用や、現地でその機能を調達しようとした場合の費用と私の旅費を比べた際に旅費の方が安価であったと言うだけで、あからさまに言えば、首都圏の人件費よりも田舎の人件費が安いということでしかない。 でもまあ、到着して、どうしようもない状況を片っ端から把握して、何とか全貌を見渡せるようになった瞬間だけはちょっと好きだ。何となくだけど糸口をみつけて解決までの道筋が見えた瞬間だ。終わった瞬間よりも好きかもしれない。何せこの件が終わったというそのときには次のクソがみえているから。 見通しができるとモチベーションの小さい泉がわいてくる気がする。ろくでもなくてしんどいけど、これだ