タグ

2008年11月8日のブックマーク (2件)

  • 18話「愛の淵」 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)

    ネリーと比瑪との違い。それはネリーが、他のブレンたちと違い「恨み」や「憎しみ」だけでなく、生きることの「喜び」を得たいと思っているネリーブレンにネリー自身が救われたことにある。そこが(ブレンと心が通わせられるといっても)比瑪とヒメブレンとの違いである。 比瑪のその元もとのおおらかな育ち方が、ブレンたちやノヴィス・ノアのクルーたち全体に(彼女が意識してないにもかかわらず)とって「癒し」の存在(光をもたらす存在)ではあったが、ブレンも含め、個々のキャラが抱えている生き苦しさを癒すほどの力は持ってはいない。ただの一人の少女でもあり、それほど完全な女でもない。 勇がいなくなって、初めて自分の恋心に気付くような、そんな王道な少女マンガみたいな描写からもわかる通り、ただの一人の少女である。勇の方から比瑪に、いわばアプローチしてきたにも関わらず、比瑪はただその無邪気さをもって答えるだけで、勇の抱えている

    18話「愛の淵」 - トボフアンカル・ミニ・メディア(T:M:M)
  • 「リボンの騎士」サファイア - 鳶嶋工房ゲームザッキ

    さて、今回は手塚治虫「リボンの騎士」サファイア(サファイヤ)1953を取り上げる。 「リボンの騎士」はアンドロギュヌス(男女両性)ヒロインの元祖であると同時に、少女漫画の祖でもある。約半世紀前の作品であることを念頭においてもらえれば、彼女がいかに革新的なキャラクタであったか分かるかとおもう。 なお、今まで取り上げたキャラのラインナップは萌えキャラ一覧を見てほしい。 「少女クラブ版」その続編「双子の騎士」、リメイク「なかよし版」「TVアニメ版」、そして「少女フレンド版」それぞれに違いがあり、雑誌掲載版と単行、さらに全集版だとまた大量のコマに手が入っていたりと、サファイアのキャラクタを特定するのは意外に難しい。服装にしても版毎に違う他、同一作品でもちょこちょこと異なっている、流石は一王国のご息女ともあらせられるかたは、衣装持ちということか。 稿ではTVアニメ版をベースに、どのサファイアとい

    「リボンの騎士」サファイア - 鳶嶋工房ゲームザッキ