さて、第6話「ガルマ出撃す」です。ここでも腹黒さを隠そうともしないシャア少佐にしびれまくりですね。苦戦するガルマ部隊を見ながら「戦死するもよし、危ないところを助けて恩を売るもよし」とぬけぬけと考えているシャアと、そのシャアに対してまったく疑うことなく友情を感じているガルマとの対比がよいですよね。 戦闘は圧倒的物量によるジオン軍の猛攻に負けることこそないものの、次第に消耗して余裕がなくなっていくという描写が良いですね。ジオン側の作戦が、ホワイトベースの撃破ではなく、徹底して捕獲に拘っているところも注意して見たいところです。 またリュウの戦下手が何度となく強調されているのもポイントです。ブライトがリュウを指名したにも拘らず、カイかセイラさんのほうが上手くやれるとアムロに言い切られてしまうという。それをすんなりブライトが受け入れるあたり、パイロットとしてのリュウの評価は衆目の一致するところなんで