「54字の物語」について、発案者の氏くんに取材した。新感覚のショートストーリー「54字の物語」「54字の物語」が盛り上がりを見せている。9マス×6行の54字の原稿用紙1枚に綴られる新感覚のショートストーリーだ。 インスタの枠に収まり、可読性が高い同物語を考案したのは、普通のことをポエム調に述べる「あたりまえポエム」や、お笑いのフレーズを使った「ツッコミかるた」を生み出した氏くん(@ujiqn)。氏くんによると、初期は 「#インスタ小説 」という名前でつくっていたという。インスタグラムで楽しめるようなテキスト作品をつくりたいと思ったのがきっかけです。なぜ「54文字」なのか。試行錯誤の結果、インスタグラムの正方形の枠に収まって、可読性が高く、ある程度内容も詰め込めるのが、9マス×6行の54字でした。 「説明しすぎない」などコダワリ54字でストーリーをつく作るのは、やはり大変だという。次の点にこ