2019年3月、19歳の実の娘に性的暴行を加えた罪に問われた父親に裁判所は「性的虐待はあった」と認めたものの、判決は「無罪」でした。子どもへの性的虐待がなぜ「無罪」なのか。判決が波紋を広げています。 小雨の中、名古屋の栄の広場に集まった人々。その数およそ200人。 参加者: 「娘が今も言葉に表せない悲しみ、苦しみと闘っています」 別の参加者: 「『短いスカートを履いているのが悪い』『痴漢ぐらいで学校に迷惑をかけるなんて』と言われました」 訴えているのは「性暴力の撲滅」です。 被害者に寄り添う気持ちを表そうと花を持って集まり、「フラワーデモ」と名付けられたこの街頭活動。今、全国各地で行われています。