手塚治虫文化賞の候補に「児玉まりあ文学集成」がノミネートされているっていうじゃないですか!これは選んだ人たちはなかなかええセンスしとるやんけ!!と思わざるを得ません。ここで言う「ええセンス」とは何か??それはつまり「僕のセンスと同じ」ということです。僕は僕の世界にとって唯一無二のモノサシだからです。 児玉まりあ文学集成はめちゃくちゃすごい漫画なので、皆さんも読んだ方がいいと思うのですが、ここで言う「すごい漫画」とは何か?というと、「読む前と読んだ後で、物事の捉え方が変わってしまう」という意味です。どうしても強く影響を受けてしまいます。 児玉まりあ文学集成が何の漫画であるのかと言えば、文学の漫画であり、言葉の漫画です。 言葉とは何か?それは、物質ではないものであり、エネルギーではないものです。それはつまり、この世のあらゆる物理法則から、本来自由であるもののはずです。しかしながら、我々の使って