キャッチフレーズは「一番近いヨーロッパ」 きっかけは電子ビザ インターネットで手間いらず 北方領土問題の解決に向けた日本政府の思惑も ロシア極東のウラジオストクが、日本からの気軽な旅行先として注目を集めています。ロシア太平洋艦隊が司令部を置き、かつては人の出入りが厳しく制限された軍事都市。訪れる日本人は商社マンか中古車輸出業者、シベリア鉄道に乗り込むバックパッカーぐらい……と思いきや、今やすっかりおしゃれな都市に様変わりしています。4月にはウラジオだけを特集した旅行ガイドブックも発売されました。現地でいったい何が起きているのか、ガイドブックを作った関係者らに聞きました。(朝日新聞国際報道部・石橋亮介、ウラジオストク支局長・中川仁樹)