米国に向け出発する家族会と支援組織「救う会」メンバー。左から家族会の飯塚繁雄代表、救う会の西岡力会長代行、家族会事務局長の増元照明さん、救う会の島田洋一副会長=26日午前9時35分、成田空港(住井亨介撮影) 北朝鮮による拉致被害者の家族会と支援組織「救う会」のメンバーは26日午前、米政府高官や議会関係者らに拉致問題解決に向けた連携を呼びかけるため、米ワシントンに向け成田空港を出発した。オバマ大統領との面会も求めており、家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は出発前、「ブッシュ前大統領が解除した北朝鮮に対するテロ支援国家指定を復活させ、北朝鮮への対応を厳しいものにしてほしいと伝えたい」と語った。 北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、核開発再開を表明する中、飯塚さんは「拉致問題で進展がない。北朝鮮が解決せざるを得ないと思うように、制裁を徹底的にやってほしい」。家族会事務局長、増元照明さん(53)は「米国が