今月28日夜放送のNHKニュースウォッチ9で、「“ダムをやめた町”が残した教訓」というのを興味深く見た。鳥取県の三朝町に計画していた「中部ダム」の建設を、当時の片山知事が中止を決断し、住民への補償といった後始末をきっちり行ったという、いま大きな論争となっている八ッ場ダム問題を収束へ導くためのヒントとなる「前例」を示してくれた。 うちとこのリーダーが、関連するリンクを教えてくれたので、ここに全文貼り付けます。 ダム中止で鳥取県が地元住民に“補償” 鳥取県が県中央部の三朝町に建設を予定していた中部ダムの中止に伴う補償について、県と地元住民の合意が成立した。県が総事業費168億円に及ぶ地域振興計画を提示し、地元住民が受け入れた。行政が地元住民に実質的な補償をするのは全国で初めて。構造改革を掲げる小泉純一郎政権下で公共事業の中止は今後も相次ぎそうだが、中止に伴う住民補償に関する法的な規定はない。「