今度の「東日本大震災」や「フクシマ」に関して、「フクシマ」の当事者である東電は別にして、僕は現政権や菅首相が万全の体制を築いて対応しているとは決して思わない。たぶん、未曾有の大災害と「想定外」の原発事故に戸惑い、冷静になって今何をすべきかがわからなくなったり、順番を間違ってしまったりということがあり、また特に「フクシマ」に関しては原発や放射能に関してほとんど専門的な知識のない政治家集団(その長である菅直人首相)が、これまで原発の「安全神話」を振りまいていた自分たちの責任を逃れようとする専門家の「知恵」や「提言」に振り回され、それは「レベル7」に関する「情報隠し」に象徴されてもいるが、右往左往しながら(迷走しながら)過ごしてきた1ヶ月だったのではないか、と思う。 もちろん、だからといって「おっちょこちょい」の菅首相の責任が減免されるわけではない。首相になったとたんの「消費税アップ」発言を初め