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ブックマーク / blog.yoji-ochiai.jp (26)

  • 「東電事件再審」 高検が異例の無罪検討 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://373news.com/_column/syasetu.php?ym=201210&storyid=43735 高検が有罪から無罪へ主張を転換する見通しとなったのは、被害女性と最後に接触した人物のものである可能性が高い爪の付着物でも第三者の存在が裏付けられ、有罪立証のよりどころを失ったためである。検察は重要な物証を軽視して鑑定を見送ってきており、失態と言わざるを得ない。 現行の刑事訴訟法上、判決が確定した後、再審請求をしようとし、あるいは、請求しても、請求側では、検察庁が握っている証拠にアクセスすることが極めて困難で、そういった証拠の中に無罪、無実につながるものが潜在していても検察庁が握りつぶしている限りなかなか日の目を見ず無罪、無実につながらない、という欠陥が、これほどあからさまに露呈した事件は、かつてなかったと言えるでしょう。 少なくとも、再審請求審においては、検察庁が、

    「東電事件再審」 高検が異例の無罪検討 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
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    o-kojo2 2012/10/17
    容疑者とされた人の失われた年月の重さを考えると、「ひどい」としか言いようがない
  • 取り調べで暴言の警部補、脅迫罪で略式起訴 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101221-OYT1T00768.htm 男性が取り調べの様子をICレコーダーで録音しており、特別公務員暴行陵虐容疑に加えて公務員職権乱用、証拠隠滅両容疑で告訴。府警は今月16日、警部補を減給10分の1(1か月)の懲戒処分にしていた。 取り調べ暴言警部補、脅迫罪で立件へ…大阪地検 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20101214#1292289914 警部補らを懲戒処分=取り調べで暴言―大阪府警 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20101216#1292502050 で占ったように、事件を脅迫罪に矮小化→先行して懲戒処分(たったの減給10分の1・1か月)→おそらく懲戒処分も考慮したと称して、略式手続で罰金→誰もクビにもならず警察高笑いの正月、という流れにな

    取り調べで暴言の警部補、脅迫罪で略式起訴 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 「控訴勧めたい」裁判長説諭に波紋 裁判員初の死刑判決 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/national/update/1117/TKY201011160516.html http://www.asahi.com/national/update/1117/TKY201011160516_01.html 国民が加わった判断の重みをどう見るべきか。ベテラン刑事裁判官の一人は「結論に自信を持っていても、命を奪う重大な刑に変わりはない。控訴審でも、あらゆる角度から検討を重ねてほしいとの裁判員の思いが、説諭に込められたのかもしれない」と理解を示した。 昔、検察庁にいた当時、ある、難しい強盗殺人事件を担当し、最終的に起訴することになり、起訴状に署名しようとした際、その被告人が子煩悩で、まだ小学生の子供をとてもかわいがっていて、この起訴状に署名して起訴すれば、有罪になるだろうし、おそらく無期懲役刑になって、長期間、親子は離ればなれになるんだな、と思

    「控訴勧めたい」裁判長説諭に波紋 裁判員初の死刑判決 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
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    o-kojo2 2010/11/17
    人が人を裁くことの難しさ
  • 小沢氏を強制起訴へ 検審「起訴すべき」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101004-00000555-san-soci 小沢氏をめぐる同事件は検察の2回の不起訴処分が、国民の判断によって覆されるという異例の事態となった。 この議決の正当性について、私は、証拠を見ておらず、肯定も否定もできません。今後は、裁判所による審理、判決の中で、この議決の当否も明らかになって行くでしょう。 ただ、従来の検察実務では、起訴するかどうかの判断にあたり、有罪が立証できるかどうかについて相当慎重な評価が加えられ、有罪判決が得られる確実な見込みを要するという基準が確立されてきた面があります(最近は、大阪あたりでそういった伝統を根底から破壊する動きが明らかになりつつありますが)。それだけでなく、有罪判決が獲得できる確実な見込みがあっても、「起訴価値」というものも考慮され、形式的には犯罪に該当するが実害がない、起訴

    小沢氏を強制起訴へ 検審「起訴すべき」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 心神喪失と診断、勾留17年の被告が自殺か 千葉 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/national/update/0809/TKY201008090186.html 死亡した被告は92年10月、千葉県松戸市のガソリンスタンドで店長(当時38)を殺害し、現金約56万円を奪ったとして逮捕された。起訴後、千葉地裁松戸支部で裁判が始まったが、被告は裁判官らとの受け答えもままならず、精神鑑定で「心神喪失」と診断された。同支部は94年12月に公判停止を決定したが、被告は専門の病院で入院治療を受けることなく、拘置施設に留め置かれた。 被告の元弁護人は「裁判所や地検は『被告の訴訟能力の回復を待つ』と説明していたが、医療機関への入院など適切な治療を受けさせなかった。自殺という重大な結果を招いた責任は重い」と指摘している。 昨年、 勾留16年、判決まだ 心神喪失の強殺被告、再犯を懸念 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/200

    心神喪失と診断、勾留17年の被告が自殺か 千葉 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 歴史的な判決を望む ――クジラ肉裁判:第7回公判、結審 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20100608t2_html 検察は佐藤と鈴木ともに1年6カ月を求刑。検察の論告では、調査捕鯨関係者によるクジラ肉横領について横領の事実を否定する主張はまったくありませんでした。 クジラ肉裁判:2008年、グリーンピース・ジャパンの職員、佐藤潤一と鈴木徹が調査捕鯨におけるクジラ肉の横領疑惑を追及する中で、公的機関に告発するために横流しの証拠としてダンボール箱入りのクジラ肉を確保したことにより、同年7月11日に窃盗・建造物侵入罪で青森地裁に起訴された事件の裁判。 私は、求刑について、感覚的なものではありましたが懲役1年程度かと予想していたのですが、懲役1年6月ということでした。元々、私利私欲に基づくような事件ではなく、窃盗の被害額としても数万円程度である上、被害性にも疑義があるといった事情を踏まえると

    歴史的な判決を望む ――クジラ肉裁判:第7回公判、結審 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 面会権侵害訴訟:任意聴取容疑者、面会拒絶は違法 都に賠償命令 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100527ddm041040133000c.html 都側は「任意聴取中の容疑者に弁護士との面会権を保障した規定はない」と主張したが、畠山裁判長は「面会権は刑事訴訟法が保障する弁護人依頼権に含まれる」と指摘。「任意聴取中でも、捜査機関は弁護士から面会の申し出があれば容疑者に伝え、容疑者が希望した場合は措置を講じるべきだ」と述べた。 判決によると、弁護士は09年4月、板橋署で覚せい剤取締法違反の疑いがあるとして任意聴取を受けていた容疑者への面会を申し出たが、署員は「今は会わせられない」などと拒絶した。 刑事訴訟法39条1項は、 身体の拘束を受けている被告人又は被疑者は、弁護人又は弁護人を選任することができる者の依頼により弁護人となろうとする者(弁護士でない者にあつては、第31条第2項の許可があつた後に限る。)と立

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  • 通り魔事件で男性無罪 被害者証言疑問、面割り捜査を批判 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/100525/trl1005251307009-n1.htm 被害者に犯人の顔写真を見せる面割り捜査で、被害者が否定していた事実を隠した可能性があるとして、「証拠の信用性を疑わしめる」と捜査を批判した。 面割りというのは、目撃者等に対し、被疑者のものを含む、別人のものを取り交ぜた複数の顔写真を見せ、その中から記憶にあるものを選び出させる捜査手法ですが、警察が、とかく焦って守るべきルールを守らずに、被疑者を指し示すような細工をすることがよくあって、しかも、そういうことを一旦やってしまうとやり直しがきかないため(目撃者等にもう一度頭の中を真っ白にしてくださいというわけに行かない)、下手を打つと取り返しがつかないことになりがちです。 頭の悪いおまわりの頭の悪さが事件をつぶしてしまう、一つの典型的なパターンと言えるでしょ

    通り魔事件で男性無罪 被害者証言疑問、面割り捜査を批判 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • トヨタ内部文書「リコール問題で1億ドル以上を節約」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/business/update/0222/TKY201002220098.html 文書は、ワシントン事務所の成果として、リコール問題で「(同社にとって)有利な結果」を得たと指摘。特に、「カムリや、レクサスESのリコール問題では1億ドル以上を節約」と明記している。 トヨタは07年9月に、フロアマットにアクセルが引っかかる恐れがあるとして、主力車種の「カムリ」と高級車「レクサスES350」の一部、計約5万5千台をリコールしている。このリコールが比較的軽く済んだことを指しているものとみられる。 ただ、その後、09年9月末発表のリコールは、カムリやレクサスES350を含め7車種約380万台に上った。 アメリカ人の正義感をかき立てるには十分すぎる情報であり、来る公聴会はかなり荒れたものになるかもしれませんね。こういった報道が出ること自体に、アメリカで、この

    トヨタ内部文書「リコール問題で1億ドル以上を節約」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 「国母は命を救ってくれた」 スノボ仲間が語る素顔 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201002170501.html海外遠征で忙しい中、移動の合間を縫い、入院先の病院に何度もお見舞いに来てくれた」と荒井さんは振り返る。08年夏に骨髄移植の手術を受け、元気になった。「自分を助けてくれる活動が、瞬く間に広まった。極端なことを言えば、カズがいなければ生きていなかった」 昨年10月、元五輪代表らが開いたイベントで、参加した子どもたち30人が応援メッセージをくれた。国母選手はその一人ひとりに手書きで返事を書いて送ったという。 私は弁護士ですから、いろいろな人に接しますが、如才なく振る舞っていても、心が冷たく人を踏み台にしてでも自分の利益を図る、という人は多いですね。そういった人に比べれば、言動にやや幼稚な、甘い面があっても、人に対する優しさがあり情がある、という人のほうが、人として見所があり評価できる

    「国母は命を救ってくれた」 スノボ仲間が語る素顔 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 放火罪の被告に無罪 大阪地裁「自白信用できぬ」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

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    o-kojo2 2010/02/17
    可視化
  • 小沢氏の秘書のような被疑者に対する取調べ - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    特捜部が、小沢氏の秘書のような被疑者を取り調べる場合、どういう取調べになるのか、ちょっとコメントしておきます。 特捜部から見れば、描いたストーリー(「上」から指示され犯行に及ぶ)の、「上」との共謀を否認している、とんでもない嘘つきですから(当のことを言っている、とは絶対に見てくれない)、言い分を真面目に聞いてくれる、ということはほとんどなく、ストーリーを前提とした追及につぐ追及ということになりがちです。「上」についての自白に追い込むため、供述の矛盾、変遷といったことが徹底的に突かれます。特捜部が把握している証拠と矛盾した供述をすれば、わざとそこを供述調書として残し、その後に証拠を突きつけ、供述を変遷させると、また供述調書を作成し、さらに矛盾を突く、といったことが徹底的に行われます。そうして追い込んで行くわけです。 勾留中の被疑者は、手元に資料があるわけではなく、弁護人との接見といっても1

    小沢氏の秘書のような被疑者に対する取調べ - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 検察とリーク - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    小沢問題について、検察庁からのリークが問題になっていますが、ちょっとコメントしておきたいと思います。なお、いかに述べることは、私が直接見たり聞いたりしたことだけでなく、人づてに聞いたことなど渾然一体となった知識、経験に、そこから引き出せる推定も含めています。 東京地検の場合、特捜部を含め、マスコミに対応できるのは副部長以上ということになっていますが、マスコミ側は、特に大きな事件ではすさまじい取材攻勢をかけますから、副部長よりも下の検事に接触を図ることもあります。それが発覚すれば、検察庁から出入り禁止処分を受けたりしますが、平検事側にも、マスコミと接触することで相互に情報を交換したい、自分がやっていることを認めてもらいたい、平検事なりに世論を有利に誘導したい、といった思惑から、情報をリークするということも、絶対にないとは言い切れません。 副部長以上(ここでは地検だけでなく高検、最高検、法務省

    検察とリーク - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
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    o-kojo2 2010/01/21
    リークの事情
  • 2010-01-06 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 : 捜査協力、EUに拒否権 署名の協定、死刑廃止論背景に

    http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100105AT1G0401Z04012010.html政府と欧州連合(EU)がこのほど署名した刑事共助協定(条約)に「共助を要請した国で死刑の可能性がある犯罪については捜査協力を拒否できる」との規定が盛り込まれていることが4日、分かった。死刑制度がないEU側が要求したもので、実質的にEU側だけが拒否権を持つことになる。殺人事件の容疑者がEU側に逃げた場合など、国境を越えた重大犯罪の捜査に影響が出る可能性も否定できず、論議を呼びそうだ。 EU加盟27カ国はいずれも死刑制度がなく「死刑制度は廃止すべきで、死刑の可能性がある事件の捜査に協力できない」という趣旨の意向を示したという。 この問題については、以前もブログで書いた気がするのですが、刑事司法制度や刑罰制度というものは、元々、各国の歴史や伝統の中で形成され

    2010-01-06 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 : 捜査協力、EUに拒否権 署名の協定、死刑廃止論背景に
  • 裁判員「忌避」頻繁に、趣旨と違って法廷戦術 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

  • [裁判制度]昨夜のNHK「クローズアップ現代」 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    裁判員制度の現状について取り上げられていて、六木ヒルズスパのウォーキングマシンで歩きながら、付いているテレビで見ました。特に2つのことを感じました。 1点目は、今のところ、まだ事実関係が深刻に争われる事案が審理の対象にはなっていないということで、量刑に関する話題が中心になっていて、市民感覚が反映されている、といった自画自賛的な評価になっていましたが、重いにしても軽いにしても、量刑というものは、刑事政策的な観点からも、その正当性とか実効性等が検討されなければならず、市民感覚が反映されれば良い、といった切り口では、あまりに安易ではないか、ということでした。今までの刑事裁判は市民感覚が反映されていなかったから正しくなかった、裁判員裁判は市民感覚が反映されるからその点が是正された、とステレオタイプな見方をすれば、めでたしめでたし、ということになりそうですが、そう単純には割り切れないでしょう。今で

    [裁判制度]昨夜のNHK「クローズアップ現代」 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 裁判員裁判・雑感 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    現在、横浜地裁で係属中の、ある強盗致傷事件(他に強盗事件もあり併合審理)を私選で受任していて、横浜地裁で行われている打ち合わせに出ています。今月中に、正式な公判前整理手続が行われて、今後、裁判員裁判へと進むことになります。 事件の進行自体は順調で、裁判所にも検察官にも、今のところ特に問題はありませんが、やっていて、こういう裁判で当に良いのか、と思う面があります。 先日、某全国紙の記者が、裁判員制度について連載記事を掲載する関係で話を聞きたい、ということで事務所に来た際にも言ったのですが、「裁判員制度」という枠の中でおさまるように、証拠をはじめ、あらゆる物事が中途半端な形で詰め込まれてしまう、という不満がどうしても残ってしまう、ということを、やっていて強く感じます。わかりやすく言うと、いろいろな点で性能が良い車が作れるにもかかわらず、車のサイズがこの程度でしかないから、価格もこの程度に抑え

    裁判員裁判・雑感 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    o-kojo2
    o-kojo2 2009/11/16
    貴重な意見
  • 裁判員裁判ならどうなる 長期の公判、多大な負担 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090817-00000024-san-soci 今回の事件は今年5月の裁判員制度施行前に起訴された。しかし、もし裁判員裁判で行われていれば、裁判員は5カ月間にわたり週2〜3回のペースで出廷しなければならず、多大な負担を強いるのは必至だ。 裁判員法は、複数の事件で起訴された被告の場合などに、審理の期間や内容に応じて審理を分割する「区分審理」もできると定めている。事件ごとに裁判員を選んで部分判決を積み重ね、最後に量刑を判断するため、裁判員の負担は軽減されるが、個々の起訴事実が互いに状況証拠となる今回のようなケースで適用されるかは不透明だ。 裁判員裁判が暗礁に乗り上げ頓挫する可能性が最も高いのは、こういった、公判が長期化するケースでしょうね。多くの裁判員候補者は、上記の記事にあるような負担に耐えられず、裁判員選定がそもそも

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  • プリンスホテルに3億円賠償命令=日教組側請求、全額認容−会場使用拒否・東京地裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000089-jij-soci 河野清孝裁判長は、ホテルの会場使用を命じた裁判所の仮処分命令にプリンスホテル側が従わず、使用拒否を続けたのは、司法制度を無視するものだと非難。違法は明白で、債務不履行に該当するのは明らかだとした。 同社社長についても、「悪意で職務を怠った」と判断し、役員12人の賠償責任を認定した。 また、使用拒否を正当化し、日教組側を批判したホテル側の記者会見やホームページへの記載についても、「名誉棄損に当たる」として、日教組側の訴えを認めた。 裁判所には司法制度無視、とまで言われ、記者会見やホームページの記載すら名誉毀損を認定されて、しかも、このように報道までされてしまい、プリンスホテルのやったことは一体どういう意味があったのだろうか、何の意味もなくただ単に墓穴を深く掘り下げただけだ

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    o-kojo2
    o-kojo2 2009/07/29
    プリンスホテル、墓穴を掘る
  • 性犯罪、対象外の事件分離へ 仙台地裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000005-khk-l04 奥村弁護士のブログ経由で知りました。 関係者によると、両事件を併合した場合、来は裁判員裁判で審理されない強制わいせつ未遂事件の被害者に関する情報を、裁判員やその候補者に示さざるを得なくなることから、審理を分離するという。同事件は近く、盛岡地裁から仙台地裁に移送される見通し。 性犯罪の裁判員裁判では、被害者のプライバシー保護への対応が課題となっている。仙台地裁の分離判断は、対象外の事件を含む複数の性犯罪で起訴された被告の裁判員裁判の運用方法で、一つの先例となりそうだ。 ただ、今回を含め併合罪の関係にある複数の事件の審理を分離し、個々の刑罰を合算した場合、併合罪処理で一括するより重くなるとの見方があり、弁護士側からは「被告の利益を害しかねない」との指摘も出ている。 青森地裁

    性犯罪、対象外の事件分離へ 仙台地裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日