出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2010年8月) 京都市内の通り(きょうとしないのとおり)では、旧京都市街の道路と、道路を基準として所在地を表す方式について記す。 同市街は「碁盤の目」といわれる平安京の大路小路に端を発する、南北と東西に直交する格子状の街路を特徴とし、主要な通りに限らずほとんどの通りが固有の名称を持ち、場所(交差点・住所(所在地))を表すためにも用いられる(通り名を用いた場所の表記を参照)。 平安京の大路小路 西暦794年(延暦13年)に造営され、日本の首都となった平安京の条坊制に基づく南北と東西に直交する大路小路に端を発する。平安京の中央には、南北に幅28丈(約85メートル)の朱雀大路が位置し、南端には都の正門である羅城門、北端には大内裏の正門である朱雀門につながっていた