peatix.com 標記の第2回研究会がオンラインで開かれたので参加してきた.発表者は進化生態学者の深野祐也.テーマは「嫌悪の進化と社会の問題:虫嫌いから差別まで」となる.この虫嫌いの進化心理学リサーチはプレスリリースが一時話題になったもので,あらためて研究者から直々にきちんと聞けるのはうれしいところだ. www.a.u-tokyo.ac.jp 嫌悪の進化と社会の問題 深野祐也 冒頭に自己紹介.福岡県出身で,東京農工大農学部から九州大の理学部の院に進み,現在東京大学大学院農学生命科学研究科生態調和農学機構に所属.専門は生態学,進化生態学で外来種の急速な進化や生態学を農業に応用するような研究を主としているとのこと.ヒトについては動物園や動物のアニメ*1が保全にどう役立ちうるかなどを調べた.その際にヒトにはさまざまな動植物への好みがあることがわかり,それがなぜなのかに興味を持ち,今回の虫嫌い