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2023年5月28日のブックマーク (4件)

  • 書評 「生物学者のための科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    生物学者のための科学哲学 勁草書房Amazon 書は生物学にかかわる科学哲学の主要トピックについて科学哲学者や科学史家たちが解説したもの.編者は科学哲学者のカンプラーキスと生物学者のウレルで,書名にもあるように想定読者としては生物学者が念頭に置かれている. これまでの生物学の科学哲学の入門書だと「種とは何か」「自然淘汰の単位は何か」「系統樹の推定はどのような営みか」「利他行動の進化とマルチレベル淘汰」「発生システム論」などの個別の各論のトピックが主要テーマになっているものが多いが,書が取り上げるものは必ずしも「生物学の科学哲学」に限らないということで,「説明」「知識」「理論とモデル」「概念」などの基礎ブロック的なテーマが数多く取り上げられていてなかなかハードな内容になっている.原題は「Philosophy of Science for Biologists」. 第1章 なぜ生物学者は科

    書評 「生物学者のための科学哲学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    o_secchan
    o_secchan 2023/05/28
  • 「片目の男」(読書メモ:『ノージック 所有・正義・最小国家』) - 道徳的動物日記

    ノージック―所有・正義・最小国家 作者:ジョナサン ウルフ 勁草書房 Amazon 政治哲学者ロバート・ノージックの思想について、『アナーキー・国家・ユートピア』を中心に解説する。 ノージックといえばリバタリアニズム(自由尊重主義)を正当化する思想を提唱した人というイメージだが、このの著者のジョナサン・ウルフは、ノージックの提唱するリバタリアニズム自体にもノージックの議論の方法にも、最終的には賛同しないというか否定的な評価を下しているような。その一方で、権利(自己所有権)に基づくリバタリアニズムの主張は一定の説得力や直感的な正しさが存在していて多くの人が魅惑されること、また権利という単一の価値に基づいて政治哲学の理論を打ち立てるという離れ業を成し遂げたノージックの功績については好意的な評価がなされている。最終ページでジョン・スチュアート・ミルによる「片目の男」という比喩を引用していると

    「片目の男」(読書メモ:『ノージック 所有・正義・最小国家』) - 道徳的動物日記
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    o_secchan 2023/05/28
  • 前後複合着地マシン「ノーズダイバー」_ JCJC1.90秒

    ●まさかここまでの威力があるとは●mylist/6616873●https://twitter.com/tech_yuuta

    前後複合着地マシン「ノーズダイバー」_ JCJC1.90秒
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    o_secchan 2023/05/28
  • 「推しの子」が面白いと思うのは、自罰感情という負のエネルギーに満ちた話だからだ。|うさる

    ↑の記事は、評判になっているからとりあえず言及しただけみたいな内容なので、何か言うのも何なんだけど まず主な理由としては、一見すると「アイドルがサクセスストーリーを駆け上がっていく作品」に見えるからだと思われます。キービジュアルはアイがメインで、最初に公開されたPVを見ても、ひそかに子供を産んだアイドルが、出産の事実をひた隠しにしつつもアイドルとして成功を収めようと奮闘する物語に見えるようになっているのです。 これは首をひねった。 冒頭から吾郎の視点で始まるから、すぐに吾郎→アイへの感情がメインの話だとわかると思う。 アイのビジュアルが多いのは「吾郎の視点(推す側)」の話だからだ。タイトルもまんま「推しの子(になる)」だし。 主人公は「推し」ではなく「推している側」(吾郎)だと冒頭から明示しているのに「アイドルのサクセスストーリーじゃなかった」と思う人がいるかな。「吾郎がアイ(推し)の子供

    「推しの子」が面白いと思うのは、自罰感情という負のエネルギーに満ちた話だからだ。|うさる
    o_secchan
    o_secchan 2023/05/28