【カイロ=久門武史】アフリカ南部のザンビアは13日、同日が支払期限だったドル建て国債の利払いをせず、デフォルト(債務不履行)状態となった。新型コロナウイルスで返済に窮し、債権者が利払いの繰り延べに応じなかった。新型コロナの流行以降、アフリカで初のデフォルトとなる。ザンビアはドル建て国債の4250万ドル(約45億円)の利払いが期日の10月14日にできず、11月13日が利払い猶予期間(グレースピリ
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 米国の農業地帯は、例年11月には静寂が訪れる。コンバインは大方の刈り入れを終え、収穫物は倉庫に集められ、農場主はようやくくつろげる。少なくとも一つの基準に基づけば、今年は満足度が高いはずだ。米イリノイ州西部で養豚と穀物を栽培するランディー・シムズ氏は、1エーカー当たり75ブッシェルの大豆を収穫した。これは従来の3割増だ。米全体でも、今年の大豆生産量は過去最高の46億9000万ブッシェルに達する見込みだ。問題は、これを誰が買うのか、だ。 米農家はトランプ大統領が始めた貿易戦争の渦中にある。輸出する農産物の2割以上が新たな関税に直面しており、今年1~9月にメキシコと中国に輸出した豚肉はそれぞれ31%と36%減少した。米最大の輸出農産物である大豆の対中輸
築地市場(東京・中央)の豊洲市場(同・江東)への移転をめぐる混乱が他の卸売市場に広がっている。日本最大の青果物市場、大田市場(同・大田)の水産仲卸売り場に入る業者は、空室が目立った約5年前と比べて5割増え、入居が急増。移転時期の不透明感が高まる中、今後の議論にも影響を及ぼす可能性がある。大田市場の水産売り場は店舗スペースの100カ所のうち、直近では89カ所が入居済みとなった。残りは業者が放置し
中央省庁が雇用する障害者数を水増ししていた問題で、厚生労働省は28日、各省庁を再点検した結果、計3460人分が国のガイドラインに反して不正に算入されていたと発表した。障害者数の約半分が水増しだったことになる。雇用の旗振り役である中央省庁自らが数値を偽っていたことになり、制度の信頼が大きく揺らいでいる。水増しは内閣府や総務省、国土交通省など全体の約8割にあたる27の機関で発覚した。法務省や財務省
マイナンバー制度の個人番号を告知する「通知カード」を巡り、京都市が5月から、戸籍上の性別や氏名の変更を理由に再交付を認める運用を始めたことが28日までに、分かった。性別適合手術を受けた京都市の女性が申請し、同日までに新たなカードが届けられた。性同一性障害の当事者団体によると、同様の事例は把握していないといい「自治体が正式な手続きとして再発行を認めた点は画期的だ」としている。通知カードには個人
日銀が異次元の金融緩和を始めて5年。積極策を主導した「リフレ派」の岩田規久男・前副総裁が19日の退任後、日本経済新聞の取材に応じた。国債の大量買いによるマネー供給で物価上昇2%が実現するという5年前の就任時の考えを「単純すぎた」と語った。積極的な財政政策をめざして政府と日銀の共同声明を見直す考えにも触れた。主なやり取りは以下。――5年前は国債買い入れ額の「量」だった金融政策の軸を2016年に「
【プレスリリース】発表日:2018年3月20日蚊がゴクゴクとゴックンを飲み分ける仕組みを発見【発表のポイント】・2つのポンプを使って液体の餌を飲み込む生物は広く世界に存在していますが、ポンプが2つある必要性は不明でした。・頭部に大小2つのポンプを使って餌を吸い込む蚊は、2つのポンプを巧みに使い、2種類の飲み方を行っていることを発見しました。・この成果は、粘りの強い餌を捕食する生物の生態微生
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く